ひとり旅は人生を変える可能性に溢れている。と、実感した話。 | thedeeprivers

ひとり旅は人生を変える可能性に溢れている。と、実感した話。

トリノス

14〜20日の1週間だけ、タイを1人で旅してきました。

正直行く前はなめていたというか、ヨーロッパを2ヶ月間1人で周遊していたこととかもあるので、それに比べると、タイはまぁ同じアジアだし、そもそも今回の旅の目的はタイで好きなバンドのライブを観ることだったし、まぁ美味しい料理たらふく食べてサクッと帰ろう。くらいにしか思ってなかったんですよね。

しかし、結果的に今回のタイ旅行は、自分の人生に大きな影響を与えることになるんだろうなと思います。

この1週間の旅が僕の人生が変わるかどうかはこれからの僕の行動次第ですが、人生に影響を与えるであろうことは確かです。

そして自分の世界がぐんと広がったことも確かです。

人生に迷っている方や、ひとり旅をしてみたいと思っている方、流し読みでいいので目を通してくれたら嬉しいです。

特に今後の人生に悩んでいる10代後半~20代前半の若い方に読んでほしいです。

ひとり旅は人生の余白

ひとり旅は人生の余白です。

誰にも邪魔されない自分だけの、自分の人生の余白を作りましょう。

人生、ぎゅうぎゅう詰めだとしんどいです。

文章でも段落や章が変わる箇所には必ず余白がありますよね。文字を詰めすぎた文章は読み辛いし何だか窮屈です。

人生も同じです。

ときには余白を作ってあげましょう。

 

ひとり旅は若いうちからした方が絶対に良い

最初に言っておくと、旅をするのに遅すぎることや年齢の上限はもちろんありませんが、やっぱり若ければ若いだけいいと思います。

具体的には大学生ですね。

僕は大学のときに旅をしなかったことを死ぬほど後悔しています。大学の青春はすべて洋服に費やしていたので。(そのことに関しては後悔していませんが)

大学生は、社会人と比べて時間的余裕もあるし、バイトをすればお金も貯められる。

それは単純に体力がある。ここ1番重要です。旅ってやっぱり体力が必要なので。

ひとり旅、
格安宿での出会いが人生を変える

僕はいつも海外を旅するときは格安ホテルのドミトリー(相部屋)に宿泊します。

2段ベッドが何台か並んでいる部屋をイメージしてください。

こんな感じです。

理由は単に安いからです。

長期の旅をするなら、バックパックひとつでドミトリーを渡り歩くのが1番効率良いし安いですね。

今回のタイは1週間だけでしたが、例のごとくドミトリー部屋に宿泊しました。

11図1

相部屋なので当然誰かと同じになるわけですが、そこで2人の人物に出会いました。

そしてこの2つの出会いが、自分の人生で大きなターニングポイントになりそうな確かな予感がしています。

メキシコ人 ディビッドとの出会い

まず出会ったのがメキシコ人のディビッド。

僕より2日遅くその部屋にやってきた彼と軽く挨拶を交わしたのち、英語でぎこちないやり取りを行いました。(僕はマジで英語が喋れません。Google翻訳に頼りっぱなしです)

「同年齢」「ワンピースが好き」という共通点からすぐに意気投合して、夜のカオサン通りにご飯を食べに行きました。

漫画は世界を繋ぎますね。

そして翌日には、タイの古代遺跡アユタヤに2人で行ってきました。仲良くなりすぎです。

自分の人生、一体何が起こるか分からないものです。

タイの古代遺跡をメキシコ人と巡る日がやってくるなんて、想像もしていないですからね。

日本人の常識は世界の非常識

・メキシコの平均月収

ディビッドと仲良くなるまで僕は、メキシコの公用語がスペイン語だということも、メキシコの平均月収が日本円で2万円だということも知りませんでした。

もちろん日本よりも物価が安いので、一概に日本の10分の1というわけではないと思いますが、金額的なインパクトはかなりありますよね。

250バーツのお土産を買うにしても、50バーツのパッタイ食べるにしても真剣に悩むんですよ、ディビッドは。50バーツって日本円で180円程です。

パッタイは日本でいう焼きそばのような料理ですが、僕ら日本人からしたら、180円で美味しい焼きそば食べれるなら安いと思うじゃないですか。

でもメキシコ人のディビッドは違うんですよね。

僕は今回の1週間の旅で合計8万ほどかかりました。

往復航空券2万、ライブのチケット2万、宿代7,000円込みでの8万です。

正直、タイではめちゃくちゃ散財しました。好きなもの好きなだけ食べて、気になるものは片っ端から買って、それでも全部で8万です。

8万円って、頑張れば1ヶ月で貯められる額だと思います。僕ら日本人なら。

・ディビッドの一言

ディビッドは英語がペラペラです。

メキシコ人の若者は基本的に英語も喋れるそうです。

僕は、

トリノス

「日本人で英語を喋れる人は、一般的ではない。少ない。僕のように喋れない若者はとても多い

と、伝えました。

すると彼は、

なぜ日本人は英語が喋れないの?

David

と聞いてきます。

なぜ?そういえば何故なんだろう?

僕は答えます

トリノス

日本人の多くは海外に行かないから。日本人のパスポート所有率は4分の1しかない

するとディビッドは、

えぇ!そんな!日本人はとてもお金持ちだし、日本人は世界的に信頼されている。何故、日本人は海外に行かないんだい?

David

まぁ当然そういう反応になりますよね。

僕はそこから何も言えませんてました。

彼は今回1ヶ月をかけてタイを周るそうです。1年間かけてお金を貯めたそうです。

僕たち日本人には世界最強のパスポートと、その気になればすぐにお金を貯められる環境があります。

海外に出て外国人と生の話をすると、日本では常識や当たり前とされている環境が、世界では全然当たり前じゃないことを実感します。

電車が時間通りに来ることも、街中にゴミが落ちていないことも、親切な接客も…

日本の通常は世界の異常です。

この実感があるかないかだけで、人生どころか日々の生活の見え方すら変わると思います。

元教師のバックパッカー マサフミさん

もう一つの出会いが日本人バックパッカーとの出会いです。35歳で元教師のタカフミさんは、去年に仕事を辞めて旅に出たそうです。

彼とは、僕が帰国直前だったこともあって一緒にご飯を食べた2、3時間ほどしか話せませんでしたが、実に有意義でした。

・35歳、元小学校教師
・現在は会社を設立し、社長
・教育界そのものを変えるべく、教師をサポートする事業を立ち上げる

彼は、日本の教育界そのもののを変えたいという志を持った人で、学級崩壊などを抱えたクラスを、問題や困難から立て直す事業を行なっているそうです。

現在は会社を立ち上げたばかりで、事業が本格始動する前に自分の中の世界を広げたかった。ということで旅をしていると話してくれました。

元教師が言う。日本人はもっと適当でいい

正直、彼との会話がこの旅で1番僕の心に響きました。

彼はこう言ってました。

日本人は社会のレールから少しでも逸れることを非常に怖がるし真面目すぎる。まぁそのおかげで世界でも有数の経済大国に上り詰めたけど…でも、今は違う。これからは、というか今は、集団じゃなくて、個人が個人の人生のあり方を考えるべき。社会の当たり前とかどうでもいい。日本の当たり前は全然当たり前じゃないんだから。

多少失敗しても日本で死ぬことはまずないんだから、そんなに深く考えずに、とりあえずなんでもやってみた方がいい。もちろん、挑戦する物事や方法や行動には必死になるべきだけど、決断するときは案外、適当でいい。

決断は案外適当でいい。

これが1番刺さりました。

日本人は物事をぼかしたがる

日本は良くも悪くも、はっきりと物を言わない文化がありますよね。物事をぼかしたがるというか。

それが必ずしも悪いことだとは思わないし、日本ならでは美意識でもあります。

でもそれによって、自分の人生をぼかすのはダメですよね。

ぼかすくらいならはっきりと決断した方が良い。

日本人は真面目過ぎる

あと、日本人は真面目すぎますよね。

規律とかルール、当たり前とされる社会のレールとか、もちろん重要なんですけど、それに縛れすぎている人が多いような気がします。

そして、周りと同じことに安堵感を感じる国民性なので、自分で決断せずになんとなくみんなと同じ人生を歩むことも多いですよね。僕もその一人でした。

物事をそっとしておきたい、ぼかしておきたい文化と真面目すぎる国民性、周りと一緒が良いとされる社会…

これによって、自分で決断するのが苦手。周りと一緒が安心。みたいなことになる日本人が多いのかなと思います。

でも、「もっと適当でいいんだ」と言われて心が随分と軽くなりました。

なにより大事なことは、「自分のことは自分で決めること」だと。

慎重になりすぎても判断は鈍りますからね。

自分の心に正直に、適当に、これでいいんですね。

思えば今回のタイ旅行も、行くと決めたのは出発の1週間前でした。
大学を決めるときも結構適当でした。(受験勉強は死ぬほどしましたが)。転職も、最終的な決断はけっこう適当だった気がします。

まとめ

ひとり旅で人生が変わる可能性はまとめると、以下ですね。

・日本の当たり前は全然当たり前じゃないことに気づく。日本の見方が変わる。

・世界や世の中は意外と適当で、そこまで真面目にならなくていい。いい加減なところはいい加減でいいと知れること。

・自分で決断することの大切さを実感できること。

・人生を変えるかもしれない出会いがあること。

日本から出ることで日本や自分のことを俯瞰してみることができます。

この俯瞰した視点が大事だと思います。

この視点があるだけで、随分と気持ちが楽になりますね。

あとは、海外の街中を歩いていると実感しますが、みんな結構適当です。タイだと大型のショッピングモールの店員でも、店舗に客がいないときは普通にスマホいじってご飯食べてたりします。

日本の接客は違いますよね。背筋をピシッと伸ばして、とにかく笑顔であり続け、声を出し続けますよね。

もちろん世界最高峰の接客は日本の誇りでもありますが、それによって働いている人たちが疲弊してしまっているような気もします。もう少し適当でもいいんじゃないかと思います。

そして何よ自分で判断することの大切さ。ひとり旅は基本的にすべて自分で判断することの連続なので、おのずと判断力は身につくと思います。

あとがき

ひとり旅ってぶっちゃけ暇だったりします。

初めての場所に行くと気持ちも高ぶる最初はワクワクしますが、すぐに「あれ?これはもしかして暇だな?」ってなります。

でもその暇を楽しむことこそ、ひとり旅です。

日本にいると窮屈に感じることがありませんか?

学校、会社、仕事、バイト、交友関係…良くも悪くも色々なつながりやしがらみがありますよね。

海外に出てたらその窮屈さを感じることはありません。
どうしても繋がりたくなれば、SNSやLINEがあるので何も問題はありません。

誰にも邪魔されない自分だけの、自分の人生の余白を作りましょう。

日本から出ると、いかに日本の常識が世界の非常識かということに気づけます。実感できます。

この視点や気づきだけでも、人生が楽になります。

テイクイットイージーってやつですね。

楽に生きましょう。