ジム・ジャームッシュ監督最新作はゾンビ映画!判明点まとめ【アダム・ドライバー主演】 | The Bird's Nest Hair  
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ジム・ジャームッシュ監督最新作はゾンビ映画!判明点まとめ【アダム・ドライバー主演】

「インディーズ映画界の帝王」ジム・ジャームッシュ監督のおよそ3年ぶりの長編最新作『ザ・デッド・ドント・ダイ』が、2020年公開ということで早くも映画ファンの熱い注目を集めています。

本記事では、『ザ・デッド・ドント・ダイ』について分かっていることと、ジム・ジャームッシュ監督のおすすめ作品5作を紹介します。

『The Dead Don’t Die(ザ・デッド・ドント・ダイ)』で分かっていること

loudandclearreviews.com/the-dead-dont-die-review/

①:ジム・ジャームッシュ初のゾンビ映画

www.nme.com/blogs/the-movies-blog/the-dead-dont-die-zombie-cameos-2527335

最新作『ザ・デッド・ドント・ダイ』は、ジム・ジャームッシュ初のゾンビ映画ですが、さすがはジャームッシュ、どうやら、ただのゾンビ映画ではないようです。

アメリカの田舎町、ある日突然、大量のゾンビたちが墓場から出現し、人々を襲い始める。そして、凶悪なゾンビに立ち向かう3人の保安官トリオという骨組みは、まさにゾンビ映画の王道と言えますが、そこにジム・ジャームッシュの独特のオフビートな作風と会話劇が乗っかることで、普通のゾンビ映画とは全く異なった質感になっているようです。

「怪物が外部から来る恐怖なのに対し、ゾンビは自分たちの社会の内側から生まれた恐怖」だと言った。親しい人たちがどんどんゾンビに染まり、すべてがゾンビ一色になろうとしている社会。単にアメリカだけでなく、地球的な規模で。そのことを、特に若い人々に警告した」ージム・ジャームッシュー

②:主演はビル・マーレイ&アダム・ドライバー

www.newstatesman.com/culture/film/2019/07/jim-jarmuschs-dead-dont-die-stumbling-pass-horror

ゾンビに立ち向かうロバートソン保安官を、ハリウッドのベテラン俳優ビル・マーレイが、ピーターソン保安官代理を、2010年代に最もブレイクした俳優アダム・ドライバーが演じるという、まさに、映画ファン必見のキャスティングとなっています。

ビル・マーレイは、『コーヒー&シガレッツ』『ブロークン・フラワー』に続き3度目のキャスティング、アダム・ドライバーは、ジャームッシュの前作『パターソン』に続いて主演に抜擢されています。

それにしてもアダム・ドライバーは、『スターウォーズ』カイロ・レン役の名演といい、『マリッジストーリー』でのゴールデングローブ賞ノミネートといい、本当にノリに乗っていますね。

③:ミュージシャンが多数出演

www.billboard.com/articles/news/magazine-feature/7565615/iggy-pop-jim-jarmusch-stooges-documentary-gimme-danger

ジャームッシュ作品の定番のひとつ、本作でも多勢のミュージシャンが出演しています。

イギー・ポップ、トム・ウェイツのお馴染みの2トップはもちろん、セレーナ・ゴメスま出演しているというのだから驚きです。

ジム・ジャームッシュ監督のおすすめ映画5選

『パターソン』(2016)

映画の魅力が全部つまった118分。

休日の朝に飲む美味しいコーヒーのような、キャラメルが多めにかかった甘いポップコーンのような、とても愛おしくて贅沢な作品。

『コーヒー&シガレッツ』(2003)

ジャームッシュの「アンチ・ドラマ主義」を存分に感じられる一作。

物語が何も起きないままに、どうでもいいことを、ただただ駄弁りまくるキャラクターたち。

しかし、それがなぜだか面白い。これが映画じゃなくて何なのだ。

オムニバス形式というのも良い。

『デッドマン』(1995)

世界的ブレイク前のジョニー・デップが主演を務めている一作。

過度なメイクや衣装を施していない、“スッピン”のジョニー・デップを拝めるのも嬉しいポイント。

全編モノクロの映像だからこそ際立つ、ジョニーデップの「目」の演技。

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『パーマネント・バケーション』(1980)

ジャームッシュ初の長編映画。

「アンチ・ドラマ」精神、何でもない日常に寄り添った視線、(なぜか格好よく見える)登場人物…

のちのジャームッシュ作品に通づる要素のほぼ全てが、今作からすでに存在していることが分かる。

伝説のはじまり。

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)

ジム・ジャームッシュの名を一躍世界に轟かせた、長編二作目。

作品自体ももちろん素晴らしいが、本作での世界的大ブレイク以降も、「ハリウッド的なもの」から距離を取り続け、誰かの日常に寄り添う「小さな映画」を撮り続けていることが、なにより素晴らしい。