まさに鬼クオリティ。アニメ『鬼滅の刃』全話感想&ネタバレ | The Bird's Nest Hair  
【12/05】最新記事を更新

まさに鬼クオリティ。アニメ『鬼滅の刃』全話感想&ネタバレ

『鬼滅の刃』とは?

2016年から週刊少年ジャンプで連載が開始された『鬼滅の刃』

第一話を読み終わったと同時にぼくは確信しました。

この漫画は「続く」と。

とにかく第一話の完成度が高い。
ワンピースやナルト…最近だとヒロアカ…、ジャンプが誇る歴代名作の第一話に匹敵するほどだと感じました。

新連載を読んでいて興奮で鳥肌が立つのは久しぶりでした。

 

アニメ『鬼滅の刃』感想&ネタバレ&あらすじ

第一話『残酷』

あらすじ

時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。

ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。

唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。

その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

冒頭から我が眼を疑うほど美麗な背景画。

映画並みのクオリティ…というか、もはや映画。お金とっていいレベルだし、なんなら払いますよ。なんだかすみません、Amazonビデオでタダ同然で鑑賞してしまって…

炭を売るため街まで降りる、炭治郎。家族に「行ってきます」を告げる。

その日の夕刻、炭は完売。

しかし、思ったよりも帰りが遅くなってしまい、山中にある知り合いの男の家に一宿一飯のお世話になることに。

男は、炭治郎に話す。

人喰い鬼やその鬼を退治する鬼狩りのことを。

翌朝、男に別れを告げ、炭治郎は足早に我が家を目指す。

1日ぶりに辿り着いた我が家。

しかし、炭治郎の目に映る光景はあまりにも残酷で…

家族は一人残らず無残な姿に…鬼の仕業。

弟を守るように覆いかぶさり倒れる、妹 禰豆子。

辛うじて息がある。

禰豆子を抱えて、炭治郎は再び街へと急ぐ。

吹雪く雪山は息が凍るほどの寒さ。自分の呼吸に鋭く痛む肺。疲労で鈍る足。それでもは、たった一人生き残った妹を守るため、炭治郎は懸命に街を目指して足を進める。

しかし、禰豆子に異変が…

見るからに凶暴な顔つき、異様に伸びた爪、信じられないほどの力、そして一回り大きくなった体つき、

禰豆子は傷口に鬼の血を浴び、人喰い鬼になってしまった。

そんな二人の兄弟の前に、突如現れた青年。その腰には悪鬼滅殺と彫られた刀が…。

そう、この青年こそ、昨夜、男が話していた鬼狩り。

鬼狩りの青年は、人喰い鬼になってしまった禰豆子を斬ろうとする。

禰豆子を治す術はもう無い、と。

余りにも残酷、余りにも無情、余りにも無慈悲。

炭治郎は、「妹だけは斬らないでくれ」と、冷たい雪の上に頭を伏して、と鬼狩りの青年に必死に懇願する。

しかし、青年はどうあっても禰豆子を斬ろうとすることをやめない。

禰豆子を取り戻すため、斧一本を武器に飛び出す炭治郎。

しかし、戦闘に関してド素人の炭治郎は、鬼狩りの青年の一撃によって気を失ってしまう。

そんな炭治郎を守るように立ち塞がり、牙を剥き出しににして青年に威嚇する、禰豆子。

人喰い鬼は自我を保つこと叶わず、人を喰うためだけの存在のはず…本来ならば。

しかし、禰豆子はどう見てもを守っている。兄の炭治郎を守っている。

この兄弟は何か違うのかもしれない…

朧げに目を覚ました炭治郎に、己の名前を告げて去る青年。

青年の名は、冨岡義勇。

立った二人生き残った兄妹、竈門炭治郎と竈門豆子、二人の人生は、この日を境に大きく変わる。

第二話『育手・鱗滝左近次』

あらすじ

炭治郎は冨岡義勇の導きにより、鬼になってしまった妹・禰豆子とともに狭霧山を目指す。
夜の道中、炭治郎はお堂から血の匂いを嗅ぎつける。誰かが怪我をしているのかもしれないと駆け寄ると、なんとそこにいたのは、人を喰らう鬼。
突如、鬼に襲われた炭治郎は、斧でなんとか応戦するが、鬼の圧倒的な力に、たちまち鬼に組み伏せられてしまう。
鬼がとどめを刺そうとしたとき、助けに入ったのは――。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

山中の洞穴に身を隠す2人の兄弟。

人食いに鬼に噛まれてしまった妹 禰豆子は陽の光を浴びることを許されない。

そんな妹のために竹と藁で補強した籠に妹を匿って先へと進む兄炭治郎。

目的地へと進む道中、寺から血の匂いを嗅ぎつけた炭治郎。そこにいたのは人を襲う人食い鬼。咄嗟に見ず知らずの人を助けようと鬼に向かって駆け出す炭治郎。


鬼に殺された死体から流れる人間の血の匂い、己の食欲に必死に抗う禰豆子。

鬼に返り討ちにされた炭治郎の声に我に帰った禰豆子は、炭治郎を助けるべく鬼の顔面を思い切り蹴り上げる。

瞬間、鬼の顔面と胴体が分離して、吹き飛んだ顔面は木々を突き抜け遥か彼方へ…。
どうやら禰豆子の戦闘能力は、常人とは比較にならないほど高いらしい。

しかし、頭を吹き飛ばされた鬼は、何事もなかったかのように顔面と胴体バラバラで動き出す。驚異的な生命力と再生力を持つ鬼。

炭治郎は顔面と、禰豆子は胴体と対峙する。

顔面を早々に片付けて、胴体の攻撃に防戦一方のピンチの禰豆子に駆けつける炭治郎。

普通にみれば妹を助ける兄のカッコいい場面ですが、正直、強くもないのに後先考えずに突っ込んだ結果の窮地だろう。そう思わずにはいられない…妹を本当に守りたいと思うのならもう少し慎重にならなければ、炭治郎よ。

と、考えていると、画面の中の炭治郎は妹を守ろうとするあまり勢いあまって鬼とともに崖の底へと落ちていった…。
そしてまた間一髪で妹に助けられる炭治郎。炭治郎…。

鬼にとどめを刺そうとするも、殺す覚悟を決めることができない炭治郎。炭治郎…。

そこに現れた天狗の面をつけた謎の男。

謎の男は炭治郎の優しさに気づく。鬼を前にしても鬼に同情心を持ち、決断できない炭治郎の思いやりの強さに…。

炭治郎はついに鬼の命を取る決断を下せないままに夜が明け、陽の光を浴びた鬼は目の前で灰へとかわった。

「妹が人を喰ったとき、お前はどうする?」

判断の遅さ、覚悟の甘さを叱責される炭治郎。

謎の男の正体、名を鱗滝左近次。

鬼殺の剣士として相応しいかどうかを試される炭治郎は、禰豆子を背負って鱗滝左近次の背中を追う、全力疾走で。

夕刻、息を切らして左近次の家へとたどり着く炭治郎。安堵の息を吐いたのも束の間、「本当に試すのはこれからだ」と、夜の森へと連れられ1人で先ほどの家まで戻ることを命じられる。

落とし穴や丸太、深い霧に隠れて仕掛けらた罠の数々。
疲れ切った満身創痍の身体でも、酸素が薄く上手く頭が回らない絶望的な状況下でも、妹 禰豆子のために朝までに戻ることを諦めない炭治郎。

窮地、呼吸を整えて罠に残った微かな人の匂いを嗅ぎ分け寸前のところでそれを躱すという離れ業をやってのける炭治郎。そしていよいよ登場した呼吸。これからのエフェクトに期待が高まる。

ボロボロの身体で夜明けまでになんとか家へと辿り着いた炭治郎は戸口の前で倒れこむ。

そんな炭治郎を見下ろし鱗滝左近次は、

「お前を認める、竈門炭治郎」

確かにそういった。

第三話『錆兎と真菰』

あらすじ

鬼殺隊――古より存在し、鬼を狩る組織。
入隊のための試験「最終選別」に向けて、鱗滝左近次による炭治郎の訓練が始まった。
様々な罠が張り巡らされた山下り、刀の素振り、滝修行、そして呼吸法……。
狭霧山に来て一年、鱗滝は「もう教えることはない」と炭治郎へ言い放ち、巨大な岩の前で、最終選別へ行くための条件を突きつける―。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

ー鬼殺隊ー

その数およそ数百名。政府非公認ながら古来より鬼と戦う選ばれし者。誰が率いているのは不明。

ー鬼ー

主食、人間。いつ何処から現れたのかは不明。身体能力が高く、切り落とされた肉も繋がるなど驚異的な治癒能力がある。異能を持つ鬼も存在する。

太陽の光か特別な刀で首を切ることでしか殺せない。

剣士を育てることを生業とする育手の鱗滝左近次との修行の毎日。

目標は鬼殺隊入隊。その最終選別を目指す特訓の日々。

最初は山下りの特訓の日々。呼吸による嗅覚の精度や体力向上を実感する炭治郎、しかしそれ以上の早さで罠の難易度は上がり生傷の絶えない日々。

刀の素振り、試し斬り、受け身の特訓…想像以上にハードな特訓の日々にも欠かさず、禰豆子に向けた日記をしたためる炭治郎。

そしてついに、鱗滝から『全集中の呼吸』と『水の型』を教わる炭治郎。

修業が始まっておよそ半年。じつに半年間、目を覚まさない禰豆子。

このまま目を覚まさなければどうしよう…朝起きて息がなかったら…

不安をかき消すようにさらに厳しい修行をこなしていく炭治郎。

「もう、教えることはない。」

修行開始から1年が経ったころ、鱗滝左近次は「もう教えることなにもはない」と、炭治郎に告げる。

この巨大な一枚岩を刀で切ることができたならば、最終選別へ行くことを許可する。

身の丈以上の巨大な岩。切れるイメージがまったくできないまま、それでも妹 禰豆子を人間に戻すため、鬼殺隊に入隊するため、毎日毎日、文字通り岩へと切ってかかるも全く歯が立たない炭治郎。

そんな日々を繰り返すこと半年。焦り、挫けそうになる日々。

そんな炭治郎の目の前に現れたのは狐の面をつけた謎の少年。“匂いがない”謎の少年のその手には木刀。

炭治郎に襲いかかる謎の少年。

とにかく凄まじい作画で描かれる2人のぶつかり合い。

「お前の地肉に叩き込め。鱗滝さんが教えてくれた全ての極意を骨の髄まで叩き込め。」

「毎日やってる、でも全然ダメだ。これ以上前に進めない。」

「進め、男なら。進む以外の、道はない。」

謎の少年の一撃に炭治郎は倒れこむ。

目を冷ますと夜、そこには今度は謎の少女が。

はじまる、謎の少女との修行の日々。

少女の名前は真菰。少年の名は錆兎。2人は孤児で鱗滝さんに育てられたのだという。

しかし名前と鱗滝との関係以外、謎は謎のままで…

鱗滝さんから教えられた『極意 全集中の呼吸』についても詳しく教えてくれる真菰。

しかし、仕組みはわかっても結局のところ、死ぬほど鍛えるしかない、それ以外の道はないらしい。

炭治郎は、手が、足が、千切れそうになるほど、心臓が、肺が、破れそうになるほど毎日刀を振った。錆兎と真菰と出会ってから半年、山に来てちょうど2年が経ったころ。

半年間、毎日毎日、錆兎に挑み続けてきた炭治郎の髪の毛はいつしか肩まで伸び、その表情は男の顔つきに。

瞬きほどの刹那の勝負。

数えきれないほどの敗北の日々を超えて、ついに錆兎に初めて勝利した炭治郎。

初めてみる錆兎の素顔。

その顔は、役目を終えたかのように、泣きそうな嬉しそうな安心したような笑顔だった。

「炭治郎、よくやったね。勝ってね。あいつにも。」

二人の勝負を見届けていた真菰はそう言って消えた。目の前にいたはずの錆兎もまた、消えていた。

錆兎の面を割ったはずの炭治郎の刀は、あの巨大岩を真っ二つに切り裂いていた。

第四話『最終選別』

あらすじ

最終選別の合格条件は、鬼殺の剣士が捕らえた鬼たちが閉じ込められている藤襲山で七日間生き延びるということ。
若き剣士と鬼の生き残りをかけた戦いが始まる。
炭治郎は、鱗滝左近次のもとで身につけた呼吸法と型で着実に鬼を斬っていく。二年にわたる鍛錬は無駄ではなかった。
しかし、そんな炭治郎の前に、藤襲山にはいるはずのない異形の鬼が現れる―。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

炭治郎が錆兎に勝った理由それは、『隙の糸の匂い』が分かるようになったから。

炭治郎の切っ先から相手の“隙”へと繋がる隙の糸。隙を切り込む炭治郎の刃。

二人の勝負の後、大岩を切った炭治郎の前にやってきた鱗滝。

「よく頑張った。炭治郎、お前は、すごい子だ。」

鱗滝のはじめての労い、褒めの言葉。思わず涙を浮かべる炭治郎。

ついに、鱗滝から最終選別への許可を得た炭治郎。

最終選別へと旅立つ前夜、鱗滝から『厄除の面』を受け取る炭治郎。

翌朝、禰豆子と鱗滝に別れを告げて旅立つ炭治郎。

「錆兎と真菰によろしくと伝えてください」

炭治郎のその言葉を聞いて驚く鱗滝。

「あの子達はもうこの世にはいないのに、炭治郎、なぜお前がそれを…」

藤の花が咲き乱れる選別会場の到着する炭治郎。

ライバル集結のシーンはやっぱりワクワクするなぁ。

鬼殺の剣士が生け捕りにした鬼が閉じ込められているという藤重山。

この山で7日間、生き抜くこと。それが最終選別の合格条件。

はじまる、サバイバルの7日間。

匂いで鬼の存在を察知する炭治郎。しかし、姿はみえない。

暗闇の中飛び出してくる鬼。視界が悪く、しかも人数はいきなり2人。

冷静な炭治郎。

『全集中 水の呼吸』

ハッキリと見えるのは隙の糸

そして、ついに放つ鍛錬の成果。

『肆ノ型 打ち潮』

とてつもなくカッコいいエフェクト。これはすごい、アニメ映えが過ぎる。

鬼殺しに特化した特別な刀 日輪刀で鬼の急所である首を容赦なく斬り捨てる炭治郎。

2話と比べて本当に頼もしく成長したなぁとしみじみ。

安堵するのもつかの間、夜の森に蠢く巨大な何か。大型の異形。

それはいるはずのない存在。

『弐ノ型 水車』を繰り出して鬼の手を切り落とす炭治郎。しかし急所以外を攻撃された鬼に当然ダメージはなく、炭治郎の厄除の面をみて、

「また来たな、可愛い狐ちゃん」

と不気味に笑う。

時はさかのぼり47年前、江戸時代。

鬼狩りを生業としていた鱗滝に捕らえらたと話す異形の鬼。

それからこの山で50人は食べた、と。そして、その内の13人が鱗滝の弟子だったと嬉しそうに話す。

さらに特に印象に残っている弟子のことも…

その面、『厄除の面』こそが鱗滝の弟子を見分ける目印だという。

真菰の最後を楽しそうに話す鬼…

炭治郎がはじめてみせる本気の激昂。

しかし、怒りで呼吸が乱れては満足な攻撃はできない。呆気なく吹き飛ばされる炭治郎。

気を失い、とどめを刺されそうなまさに間一髪、夢の中で弟に起こされて目を覚まし、頭を冷やす炭治郎。

「こいつはこのままにしておいてはいけない。新たな犠牲者が出る前に、今ここで倒す。」

地面からの鬼の攻撃を見切り、空中へと飛び出す炭治郎。身動きの取れない空中、しかし、炭治郎には石頭というとっておきの武器がある。

鬼の攻撃を弾いて刀の間合いに、

『全集中 水の呼吸』

『壱ノ型 水面斬り』

錆兎でも斬ることができなかった、50人越え人喰い鬼の首を斬り落とす。

第五話『己の鋼』

あらすじ

朝日が昇り、七日間の戦いの果てに生き残った剣士たちはたったの四名だった。
生き抜いた炭治郎たちを出迎えた案内役からは、鬼殺隊についての説明が行われる。
それぞれに鬼殺隊の隊服、伝令役となる鎹鴉が支給され、最後に、自身の日輪刀を造る玉鋼を選んだ。
そして、鱗滝の家へと帰宅した炭治郎を待っていたのは―。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

若き日の鱗滝と異形の鬼がまだ異形ではないとき…

炭治郎の姿に鱗滝を重ねる鬼。

鬼にも鬼の人生があり、鬼にも鬼の心がある。鬼を憐れみ、祈りを込める炭治郎。

悲しき鬼も少しは報われたか…。

強敵を倒すも続く、サバイバル。

次から次へと襲いかかる鬼。鬼化してしまった人間を元に戻す方法がないかをどれだけ聞いてみても、炭治郎の問いかけは鬼たちの耳には届かない。

眼前に咲き乱れる、この世のものとは思えない美しい藤の花。それは最終選別を切り抜けたことを意味する。

合格者は炭治郎を含めてわずか4名。

双子から今後の説明が伝えられる。

・隊服の支給

・鬼殺隊の階級

・連絡用の鎹鴉

・刀を作るための玉鋼の選択

刀の完成までは10日~15日の時間を要する。合格者の1人、見るからにガラの悪い少年は一刻も早く刀が欲しいようで、双子の1人の髪の毛をむんずと掴み、凄まじい形相で日輪刀を要求する。

正義感の強い炭治郎は二人の間に立ち、その少年の腕を握り蛮行を止めにはいった。

「やめなければ、腕を折る。」

本気の炭治郎。

あのころの、第2話の力と実力が伴っていない炭治郎はもういない。

何かを嗅ぎ取り、1つの玉鋼を選別する炭治郎。

・気の強いオラオラ系キャラ

・気の弱いネガティブ系キャラ

・一言も喋らない不思議系キャラ

個性的な3名。今後この3名がどう物語に絡んでくるのか、楽しみでならない。

最終選別を終えて一刻も早く家路を急ぐ炭治郎。しかしその身体は満身創痍、歩くことすら困難。

日が落ちて夜になったころ。やっとの思いで鱗滝の家に辿り着いた炭治郎。

すると、突然、扉を蹴り破る音が。

外へとやってきたのは禰豆子。

そう、紛れもない、炭治郎の妹。

炭治郎の帰りに気づいて外までやってきたのだ。

ぼろぼろの炭治郎をそっと抱き寄せる禰豆子

堰を切ったように涙が止まらない炭治郎

そんな2人を力強く抱き寄せる鱗滝さん

その絵はまるで親子のようで…

異形の鬼の討伐を報告する炭治郎。

炭治郎を褒め、そして激励する鱗滝。

「禰豆子は人の地肉を喰らう代わりに眠ることで体力を回復している」という仮説を話す鱗滝。

禰豆子の寝顔をみて、再び、妹を守ることを決意する兄 炭治郎。

十五日後。鱗滝の家を訪ねる謎の男、鋼鐵塚。

見るからに怪しいこの男、竈門炭治郎の刀を打ち、持参したという。

素顔は、分からない。

なにこの図。

日輪刀。別名、色変わりの刀。

持ち主によって色が変わる刀。

炭治郎が手にした日輪刀、その刀身の色は漆黒に染まる。漆黒は珍しいという。

報せ運ぶ鎹鴉。正確には、“運ぶ”ではなく、報せを“喋る”鴉だった。

はじめての任務を言い渡される炭治郎。

「北西の町へ向かえ。

そこでは少女が消えている。

そこに潜む鬼をみつけ、討つのだ。」

第六話『鬼を連れた剣士』

あらすじ

鬼殺隊の隊服に身を包んだ炭治郎。腰に日輪刀を携え、禰豆子が入った鱗滝特製の木箱を背負い、
鬼殺隊の初任務として毎夜少女が失踪しているという北西の町に向かう。
そこで炭治郎は、恋人をさらわれ、憔悴しきっている和巳と出会う。
たしかに、近くに鬼の匂いを感じるが、鬼の姿はどこにも見えない。不穏な事件に鬼の影を疑う炭治郎は―。

炭治郎と禰豆子の旅は次の町へ。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

その身に羽織るは鬼殺隊の隊服。

その紅い瞳は覚悟に燃える。

旅に出る炭治郎と禰豆子に選別を渡す鱗滝。

霧雲杉から作った禰豆子BOX。2人の旅に欠かせない大事なもの。

少年は旅立つ。

よくよく考えれば炭治郎と禰豆子と2年間も同じときを過ごした鱗滝。別れが寂しくないはずもないが、力強く2人を見送る。

北西の町へとやってきた炭治郎と禰豆子。

早速、任務の手がかりを探す。

鬼殺隊入隊、初の任務のためにある町にやってきた、炭治郎と禰豆子、婚約者を連れ去られたという青年に遭遇する。

青年の婚約者を見つけるため、己の任務を果たすため、人目も気にせず地べたに這い蹲り鬼の残り香を辿る炭治郎。

炭治郎のよくきく鼻を持ってしても鬼の居所どころか、手がかりさえ掴めない…。そして、その夜、また新たな犠牲者が…。

一瞬強まった鬼の匂いにすかさず気づく炭治郎。

鬼がいるはずの場所に辿り着いた炭治郎、しかしそこに鬼の姿はない。においが一番濃い場所、地面に刃を突き刺した瞬間、目の前に現れた三本角の鬼。

この街を襲う犯人は、この世のものとは思えない形相で炭治郎を睨みつける。

地面や壁を、まるで水中のように移動する血鬼術を操る異能の鬼は“鬼”ではなく、“鬼たち”だった。

3体同時攻撃。

水の呼吸 捌の型『滝壺』

弐の型『水車』

鬼と交戦しながら炭治郎は鱗滝の言葉を思い出す…。

人間を鬼に変えられる血を持つ鬼。千年以上前、一番初めに鬼になったはじまりの鬼。

それは炭治郎の家族の仇であると同時に、禰豆子を人間に戻す方法も知っているかもしれない。

鬼の名は、

『鬼舞辻無惨』

3体同時、加えて人を守りながら戦うことが初めての炭治郎は、攻撃に専念できずに攻めあぐねている。

食事の邪魔をするなとブチ切れる鬼。

食事。青年の婚約者の名は里子。しかし鬼はその名すら知らない。

収集品の中にその娘の持ち物があれば食った後だと言う。

そこには、里子がいつも頭に付けていた紅いリボンが…

その言葉を聞いて鬼以上にブチ切れる炭治郎。

怒りで動きが鈍る炭治郎のピンチに、箱から飛び出し鬼を蹴り上げる禰豆子。

第七話『鬼舞辻無惨』

あらすじ

三人に分裂した鬼が炭治郎を追い詰める。そのとき禰豆子が鬼に襲い掛かった。
鬼になってしまった妹は守らなければいけないほど弱い存在ではない――。
意を決した炭治郎は、分裂した鬼のひとりを追い、地面に広がる沼へ飛び込む。沼の中で待ち受けていたものは―。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

炭治郎は、鱗滝の言葉を思い出す。

鱗滝は禰豆子が眠っている間に暗示をかけたのだという。

「人間を守れ。鬼は敵だ。人を傷つける、鬼を許すな。」

想像以上の戦闘力を見せる禰豆子。

「必ずしも炭治郎が守らなければならないほど、弱くはない」

青年たちの守りを禰豆子に任せて、沼のような、闇のような、鬼の異能の中に潜る炭治郎。

深い深い異能の中。辺りには鬼に食べられた被害者の女性たちが身に纏っていた着物の切れ端が漂っている。

さらに怒りを露わにする炭治郎。

しかしここは鬼の領域内。鬼に有利なのは当たり前の状況下。

しかし、炭治郎。無策で鬼の異能に突っ込んだわけではない。勝機があるからこそ自ら鬼の領域へとやってきたのだ。

不安定な足場。薄い酸素。纏わりつく水のような闇。

鬼は自分な有利な状況に勝利を確信して、高笑いし余裕をみせる。

炭治郎は鱗滝との修行の日々を思い出す。

「ナメるなよ、狭霧山の頂上はもっと空気が薄かった。」

本来不利な水中でこそ最大の威力を発揮する技。

全集中 水の呼吸

陸の型

『ねじれ渦』

竜巻のような巨大な渦潮は鬼を容赦なく切り刻む。その威力はまさに絶大。

“何か”を掴み、急いで地上を目指す炭治郎。

地上では、鬼と禰豆子の戦いが続いている。

分けられた血の量が多いという禰豆子は、今はまだ異能は使えずとも、異能の鬼を凌駕する凄まじい戦闘能力を発揮する。

しかし、どれだけ戦闘力が高くても実戦に関しては全くの素人。経験値で上回る鬼に傷を負わされる。

「妹に触るな。」

沼から飛び出し目にも留まらぬ速さで切り込む炭治郎。

かつて僕は二話の炭治郎を見て苛立った。

弱いくせに、見ず知らずの他人まで助けようとするから、結果、自分の一番大切な存在、妹の禰豆子まで危険に晒してしまう。

しかし、あのころの炭治郎はもうかけらもない。

妹と鬼の間に立つ兄の背中は大きく、頼もしい。

全ての元凶、はじまりの鬼、禰豆子を人間に戻す唯一の手がかり、鬼舞辻無惨について聞こうとするが、鬼はまるで子供のように怯え、震える。

結局、禰豆子を人間に戻す手がかりはなに一つ得られず、はじめての任務は終わってしまった。

しかし、炭治郎と禰豆子のおかげで一人の少女は助かった。そう、一人の少女は…。

しかし、里子とそれまでの被害者は、もう…。失った命は戻らない。

犯人を討ち取っても、婚約者を失った喪失感と悲しみは消えない。青年はその苛立ちを炭治郎にぶつけてしまう。

そんな青年に、炭治郎は先ほど拾った“何か”を差し出す。

鬼が見せびらかしていた、被害者たちが生前最後に身につけていたもの。

その中には、里子の紅いリボンも…。

炭治郎の優しさ涙が溢れる、青年は先ほどの無礼を詫びる。

炭治郎は優しく微笑んで手を振りながら、朝焼けの中に消えていった。

炭治郎は早速、次の任務の場所、東京 浅草に向かう。

このTHE大正ロマンの感じ、最高ですね。

人の多さ、建物の高さ、色々なものが入り混じった匂い、音、明かり。

はじめての都会に右往左往する炭治郎。東京に圧倒されるのは、大正でも令和でも変わらないもの。

町外れの屋台で落ち着く炭治郎。

ここで驚いたのがこのうどん屋役の声優が、岩田光央だったこと。こんなちょい役に大御所声優をあてるあたり、鬼滅の刃はやっぱり声優が豪華すぎる。

美味しそうな山かけうどんを食べようとしたまさにその瞬間、炭治郎にとって忘れられないあの匂いが鼻腔をかすめる。二年前、たしかにこの鼻で嗅いだあの匂い。

炭治郎の家族が鬼に殺されたあの日、家に充満していた匂い。

炭治郎は禰豆子を置いて匂いの元に向かって走り出す。

においの元に辿り着いた炭治郎はその人物、いや、鬼の肩をグイと掴む。

振り返る男の瞳はたしかに鬼のそれ。炭治郎よりも紅く光る瞳。

この男がすべての元凶、鬼舞辻無惨。

斬りかかろうとする炭治郎。

しかし、男の手の中には幼い少女、そしてその横には妻の女性が…。

鬼舞辻は、自らが鬼であることを隠し、人間として生きていた。多くの人間の人生を狂わせ、殺してきた鬼舞辻は、人間として生きている。

家族はもちろん、鬼舞辻の正体には気づいていない。

激しい憎悪、怒り、混乱、様々な思いが入り混じる炭治郎。

そんな炭治郎の、自分の家族のまさに目の前で、一人の何の罪もない男を鬼へと変えてみせる、鬼舞辻。

混乱する浅草の街。

第八話『幻惑の血の香り』

あらすじ

次なる任務の舞台は東京・浅草の町。大正の華やかな都会の街並みに戸惑う炭治郎だったが、そこで鬼の匂いを嗅ぎつける。
匂いを追った先で出逢ったのは鬼舞辻無惨だった。鬼舞辻を斬ろうとする炭治郎。だが、鬼舞辻は行きかう人間を鬼に変え、町を混乱に陥れる。必死に事態を収拾しようとする炭治郎の前に、 とある人物が姿を現す―。

鬼滅の刃

感想&ネタバレ

鬼へと変得られてしまった男。騒ぎになる浅草の街。

鬼へと変わってしまった男を取り押さえる炭治郎。

自分の妻と、ただ道を歩いていただけのなんの罪もない男。

炭治郎の性格では、この男を放って鬼舞辻無惨を追いかけることなどできない。

立ち去る鬼舞辻に向かって叫ぶ炭治郎。

「おれは お前を 逃がさない どこへ行こうと 絶対に」

「地獄の首まで追いかけて 必ず おまえの首に刃を振るう」

騒ぎを聞きつけた無知な警官は鬼なってしまった男から炭治郎を無理やり引き離そうとする。

「この人に誰も殺させたくない」

炭治郎の声は誰にも届かないのか…

そう思ったそのとき、

惑血『視覚夢幻の香』

明らかに血鬼術が発動する。

絢爛豪華な文様に包み込まれる浅草の街。

炭治郎に近づく足音。

そこに花柄の着物に身を包む美しい女性とその横には眉をしかめた少年。

ことが収まり、うどん屋へと帰った炭治郎。

ここぞとばかりに喋り散らかすうどん屋。

そりゃ岩田光央を起用してるしな、当たり前か。

うどん屋(cv.岩田光央)に別れを告げる炭治郎と禰豆子の前に現れた、先ほどの謎の少年 愈史郎。

目くらましの術がかけられた屋敷へと案内される2人。

女性の名は珠世

鬼であり、医者。

そして、鬼舞辻を殺したいと思っている。

珠世は、自分の体をいじり鬼舞辻の呪いを外しているという。呪いを外した珠世と愈史郎は、人を喰らうことなく少量の血液を飲むことだけで事足りるのだという。

ちなみに歳は200を超える…。

嘘偽りのない清らかなにおいを感じ取り全面的に珠世を信頼することに決めた炭治郎。

鬼なってしまった人を元に戻す方法を訪ねる。

鬼になってしまった人を元に戻す方法は必ずある。どんな傷や病も、それを治す薬は必ず存在する。

しかし現状、確立した方法はまだない。

治療薬を作り出すために、珠世は炭治郎に2つのお願いをする。

・妹 禰豆子の血を調べることの許可

・鬼舞辻の血が濃い鬼、つまり強い鬼からの血液採取の依頼

2年間眠り続けた禰豆子の身体は変化している、極めて稀な状態。必ず治療薬生成の手がかりになるという。

妹のため、大勢の苦しむもののため、酷な願いを承諾する炭治郎。

そんな中、闇夜に浮かぶ二つの影。

朱沙丸

矢琶羽

早くも訪れた鬼舞辻の刺客との対決。

第九話『手毬鬼と矢印鬼』

炭治郎を助けた者は、珠世と愈史郎という鬼だった。珠世は炭治郎たちを、”目隠し”の術を施した屋敷へといざなう。
そこで炭治郎は、珠世との会話から、鬼を人に戻す方法についての活路を見出すのだった。
そのとき――炭治郎を追うふたりの鬼が屋敷の場所をつきとめ、猛烈な攻撃を繰り出す―。

鬼滅の刃

今回から少し書き方を変えます。

手毬鬼

鞠を弾丸のような威力で飛ばす朱沙丸の技に、防戦一方の4人。

さらに鞠は弾丸の威力を保ちながら、まるでスーパーボールのように縦横無尽に跳ねまくり建物を破壊しながら4人を襲う。

軌道が全く読めない鞠に、愈史郎は顔面を潰されてしまう。

しかし、さすがは鬼。顔面を木っ端微塵に吹き飛ばされても復活するおそるべき生命力。

ちょっと引いてしまう炭治郎。

矢印鬼

軌道が読めない朱沙丸の鞠攻撃はもう1人の鬼、矢琶羽との合わせ技だと気づいた愈史郎は鬼血術で、自身の『視覚』を炭治郎に共有する。

鞠の軌道が見えるようになった炭治郎は、水の呼吸 参の型『流流舞い』で朱沙丸の六本の腕を一撃で切り落とす。

十二鬼月の存在

しかし、すぐに回復してしまう恐るべき鬼の回復能力。

朱沙丸と矢琶羽は十二鬼月という、鬼舞辻直属の鬼。要するにめちゃくちゃ強い。

炭治郎は矢琶羽を、禰豆子と愈史郎は朱沙丸を相手に戦う。

禰豆子&愈史郎VS朱沙丸

禰豆子と愈史郎、2人がかりでも朱沙丸には歯が立たない。しかも禰豆子は片足を吹き飛ばされてしまう。

自分をかばう珠世の姿を見て禰豆子は、母親を重ねる。

炭治郎VS矢琶羽

朱沙丸との合わせ技がなくても、矢印の鬼血術だけでとんでもない戦闘力を発揮する矢琶羽。炭治郎は苦戦を強いられる。

矢印によって技の向きを変えられ、矢印によって空中に、壁に、地面に、突き上げられ、叩きつけらる炭治郎。

技の応用

『隙の糸』も切られ、今のままでは勝てないことを悟る炭治郎は、一か八か、技の応用を試みる。

『ねじれ渦』の力で矢印を巻き取り、『流流舞い』の足運びで距離を詰める合わせ技、『ねじれ渦・流流』で矢印を突破し間合いを詰める。

そして、

『水車』を改良した『横水車』で、炭治郎の日輪刀は矢琶羽の首を取らえる。

感想

毎話素晴らしい作画ですが、今回はとくに素晴らしかった。

朱沙丸と矢琶羽の鬼血術、とくに矢琶羽の矢印はとにかく見ていて楽しい。あんなバトルシーン、今まで見たことない。

そして炭治郎の人間離れした動きと技が、映画のようなクオリティで描かれていてとにかくかっこよかった。

すごい。すごいぞ。鬼滅の刃。

第十話『ずっと一緒にいる』

炭治郎の苦境は続く。
矢琶羽が最期に繰り出した血鬼術”紅潔の矢”を、炭治郎は水の呼吸の型を駆使し、なんとかしのいでいた。
一方で禰豆子と朱紗丸の戦いは続いており、状況を危惧した珠世は、自身の血鬼術を使い―。

鬼滅の刃

炭治郎VS矢琶羽決着

矢琶羽を見事に討ち取った炭治郎。しかし矢琶羽も最後の力を振り絞って炭治郎を苦しめる。

矢印の力を打ち消すために炭治郎は技を出し続けるが、そもそも人間の限界点を超えるための水の呼吸、技を連発するのは人体に多大な影響を及ぼす。ギリギリのところで炭治郎が粘り勝ち、矢琶羽はついに力尽きる。

身体のあちこちを負傷した炭治郎はもはや、刀を握る力さえ残っていない。

刀を口に咥え3人のところへと向かう。

禰豆子VS朱沙丸

六本の腕で鞠弾丸を繰り出す朱沙丸。防戦一方の愈史郎の元に治療を終えた禰豆子が駆けつける。

珠世に回復薬を施してもらった禰豆子は、先ほどよりも明らかに強くなっている。

珠世曰く、禰豆子に注射したのはただの回復薬なので、それ自体に力を増強させる作用はない。

ただ、禰豆子が急速に強くなっているのだという…。

蹴毬ロワイヤル

禰豆子と朱沙丸は互いに全力で鞠を蹴り合う。威力が増していく鞠は空を切り裂き、土埃をあげながら超高速で相手に向かっていく。

禰豆子の蹴った鞠は、朱沙丸の後ろの壁を突き破り遥か彼方へ。どうやら純粋な力比べにおいては、すでに禰豆子が優っているよう。

白日の魔香

さらに珠世の『白日の魔香』が発動する。脳の機能を低下させ嘘をつくことはおろか、秘密を守ることも不可能になる。

朱沙丸が「鬼舞辻」の名を口にした瞬間、呪いが発動する。鬼舞辻の呪いは、体内に残留する鬼舞辻の細胞に肉体が破壊されることを意味する。

朱沙丸の体内から複数の腕が生え体を突き破り、文字通り彼女の肉体は破壊された。

誰がどうみても、もはや勝負はついた。

十二鬼月、ではない

鬼舞辻直属の鬼。十二月。

矢琶羽と朱沙丸は十二鬼月ではなかった。

珠世曰く、「二人は弱すぎる」と。

珠世の涙

戦いが終わり朝が来た。炭治郎以外は鬼なので日光には当たれない。地下室へと移動する4人。

手当てをしてくれた珠世へと駆け寄り、抱きつく禰豆子。

炭治郎曰く、禰豆子は珠世と愈史郎のことを自分の家族だと思っている。

珠世はお母さんで、愈史郎は弟。

つまり、禰豆子は2人を人間だと思っている。

炭治郎の言葉に、珠世は涙を流しながら

「ありがとう」と言って禰豆子を抱き寄せる。

別れ

珠世と愈史郎は土地を移動して姿を隠すという。

珠世は、禰豆子を預かることを提案する。私たちと一緒の方が安全だから、と。

しかし、禰豆子は炭治郎の掌をぎゅっと握る。

珠世の提案に迷っていた炭治郎だが、禰豆子の瞳にうつる『覚悟の色』をみて、これからも2人で旅を続けることを誓う。

ずっと一緒にいる

感想

まずあの2人が十二鬼月ではなかったという衝撃、間違いなくこれまでに炭治郎が戦ってきたどの鬼よりも強かったのに、弱すぎるって…。

瞳に数字が刻印された十二鬼月、一体どれほどの強さなのでしょう。

そして、珠世の涙と愈史郎の別れ際の一言

「炭治郎、お前の妹は美人だよ…」

いやぁ、2人ともいいキャラしてますね。

第十一話『鼓の屋敷』

鎹鴉から告げられた次なる鬼退治の地は南南東――。
その途上で炭治郎は、最終選別で生き残った同期の剣士・我妻善逸と出会う。
炭治郎は、善逸の消極的な態度に手を焼きつつも山の奥地へ向かうと、
屋敷の前で兄を連れ去られたふたりの子どもたちに出会う。そこで、善逸はどこからか鳴り響く鼓の音を聴くのだった……。

鬼滅の刃

次なる目的地を目指す炭治郎は、道中見覚えのある男に出くわす。

男の名は我妻善逸。

鬼滅の刃一のヘタレ

女に騙され借金を抱えてしまった善逸。

その借金を肩代わりしてくれたのが育手で、なんとなく修行をして、なんとなく選抜を受けて、なんとなく生き残って、なんとなく鬼滅隊に入ってしまった善逸。

恐怖心から任務を放り出し、出会う女性にことごとく求婚をするというどうしようもない男、善逸。

善逸、パーティに加入

善逸は自分の命を炭治郎に守ってもらうため、炭治郎は成り行きで、二人(禰豆子も含めると三人)は、行動をともにする。

鼓が鳴る屋敷

山中、ポツリと佇む一つの館。その館付近の草むらで、炭治郎と善逸はたいそう怯えた少年と少女と出会う。

聞けば二人は兄妹で怪物に連れ去られてしまった兄の後を追いかけこの館までやってきたのだという。

炭治郎は自分の命よりも大切な『箱』を置いて、「何かあればこの箱が必ず二人を守ってくれるから」と言い残し、兄妹の兄を助けるため、鼓が鳴る館へと乗り込む。

善逸は、大騒ぎしながら炭治郎の後を追う…。

屋敷の主の響凱

死への恐怖を全身全霊で叫ぶ善逸。もはや、画面がうるさい…。

結局、炭治郎たちの後を追いかけて館へと入ってきてしまった兄妹(正一とてる子)とともに館の探索を試みるが、鼓の音が鳴るたびに部屋が変わってしまい思うように行動ができない。さらに、炭治郎とてる子、善逸と正一の二手にはぐれてしまう。

炭治郎とてる子の前に現れたこの館全体を縄張りにしている鬼、響凱。

炭治郎は即、響凱を切ろうとするも、鼓が鳴った瞬間、部屋が回転して攻撃は不発に終わってしまう。

と、そこへ…

猪突猛進する謎の男

凄まじい勢いで襖を突き破り部屋へと乱入してきた男。

その出で立ちは、頭に猪の皮を被り上半身は裸、そして両手に持つのは日輪刃。

伊之助は、「猪突猛進〜〜!」と叫んで響凱に突っ込んでいく。

謎の人物、伊之助は果たして敵なのか味方なのか…

感想

前半コメディ、後半シリアスだった11話でしたが、とにかく全編にわたって善逸がうるさい。

20分中、17分くらいは善逸が叫び、ビビり、勝手に一人で喋り倒していたような印象です。

正直、強さの片鱗が全く見えない善逸。今後活躍するときは来るのでしょうか。

イメージカラーはおそらく黄色なので、それに合った呼吸技を見せてほしいですね。

あとがき

お手本のような第1話。作画はもちろん、展開や声優陣の演技…原作にに対しての敬意と、アニメ『鬼滅の刃』を原作に負けない傑作にしようという覚悟が伝わりました。