『クゥア・アイ in Japan!』感想【ファブ5が日本人に教える、ハッピーに生きるコツ】 | The Bird's Nest Hair  

『クゥア・アイ in Japan!』感想【ファブ5が日本人に教える、ハッピーに生きるコツ】

世界中で大人気の5人組ファブ5が遂に日本初上陸!

大人気Netflix番組『クゥア・アイ』のスペシャルシーズン『クゥア・アイ in Japan』早速鑑賞しました。

FT

最高でした…。

本記事では『クゥア・アイ in Japan』の感想を書いています。

『クゥア・アイ』概要

『クゥア・アイ』は、それぞれの分野で秀でた才能を持つ5人のゲイ男性『ファブ5(ファヴ・ファイヴ)』が、悩みを抱えた人々を魅力的にプロデュースすることで、人生に夢と希望を持たせるリアリティ番組です。

オリジナル版は、アメリカBravoの大ヒットリアリティ番組「Queer Eye for the Straight Guy」として2003~2007年まで放送されていました。

現在世界中で大人気の『クゥア・アイ』は、オリジナル版をより現代的にモデライズしたリブート版で、シーズン1~4、そして『クィア・アイ in Japan!』がNetflix独占配信です。(2020年には早くもシーズン5が配信予定)

『クゥア・アイ(ファヴ5)』メンバー

タン/ファッション担当

「ファッション・洋服は、人間の美しさを引き出すことができる」が、彼のポリシー。

ターゲットが普段着ないようなファッションも積極的に取り入れ、ファッションで想像を超える喜びや興奮を作り出す。

褒めることの天才。

ジョナサン/ヘアメイク担当

ロン毛で高身長、5人の中でも特に特徴的な見た目だが、彼は自分自身に誇りを持っている。

美容師としてヘアスタイルを担当するので、ターゲットの外見変化はすべて彼のセンス次第。髪の毛に革命を起こすこともあれば、少し整えるだけのことも。

ターゲット1人でも再現可能なヘアスタイルを提示するなど、アフターフォローも完璧。

ボビー/インテリア担当

ボビーの手にかかれば、どんなに汚くてこだわりのない部屋でも、大人気カフェも即・白旗を挙げてしまいそうなほど綺麗でおしゃれな場所へと変えてしまう。

見た目だけではなく、ターゲット自身へ細やかな気配りも決して忘れない優しさも併せ持つ。

カラモ/カルチャー担当

ターゲットが本当になりたい自分、本当に好きなものを引き出し、ターゲットの悩みや葛藤に寄り添うカウンセラー。

ターゲットの自己肯定感を後押しし、人生に希望を見出させる達人。

アントニ/クッキング担当

ターゲットが1人でも作れる簡単で美味しい料理やスイーツを、ターゲットとともにキッチンに立ちながら優しく教える。

普段料理をしないターゲットにも、料理を通して自信と喜びを与える。

水原希子・渡辺直美

今シーズンには、モデルの水原希子がの日本ガイドとして、さらに渡辺直美がスペシャルゲストとして、ファヴ5と一緒に“ある”ターゲットの悩みを解決します。

『クゥア・アイ』in JAPANを視聴した感想

周りと同調する文化、恥と謙遜の文化、相手のための一歩退く文化、本音と建前の文化…

恥ずかしがり屋で自分に自身が持てない人が多い日本にこそ、彼ら『ファヴ5』が必要でした。

しかし、同時に「世界的にも類を観ない恥ずかしがり屋な民族=日本人に彼らの存在が受け入れられるのか…」

一ファンとして期待と不安半々の気持ちでしたが、開始1分で全ての不安は消え去りました。

「何か最高なことが起こる…」そんな確かに予感に変わったのです。

日本の変身系番組とは全く違う

やはり1シーズン~4シーズンまでと変わらず強く感じたのが、「この作品は日本の変身系番組とはまったく違う」ということです。

個人的には、日本の所謂「変身系番組」がめちゃくちゃ嫌いです。

あまり目にしないようにしているので詳細は分からないし、偏見入りまくりかもしれませんが、あの手の番組って「お前何で太ってんだ!!とりあえず-20キロすぐ痩せろ!」といって過酷なダイエットを強いさせたり、「その後ろ向きでうじうじした性格をすぐに変えろ!」とか言いませんか?

そりゃ、出演者が“変身”したら番組的にはオイシイし、その場限りでは出演者自身も自信が持てるかもしれません。

でも、その後はどうなんですか?

結局その場限りにしかなってないし、根本的な問題解決にはなってないように思うんです。

これ、「出演者から許諾取ってるんだからいいじゃん」とかそういう話ではなくて、こんな番組が製作されていて、しかもそれがそこそこ受けてる…

「その事実が身震いするほど嫌なんだ」って話です。


『クゥア・アイ』は違います。

例えば第一話のヨウコさんは、ご自身の体系を気にされている女性です。

「標準体重よりも重いし、女性として魅力的な女性ではない、ウエストもくびれもない…」と。

自分を覆い隠すかのような洋服ばかり選ぶ彼女に、ファッション担当のタンは、「こうすればウエストがあるよ」と言って彼女の服の上からメジャーを押し当てます。

「あなたは、自分の魅力に気づいていないだけ」

そう言います。

もう、こんなシーンだけでもいちいち泣きそうになってしまうんですよね…。

僕自身、自分の外見には死ぬほどコンプレックスを感じることがあるので、このたった一言がどれほどの救いになるのかがよくわかります。

派手なダイエットや改造計画なんていらないのです。

自分以外からのたった一言、たった一言の肯定が何よりも救いになるし何よりも自信になることを、ファヴ5は誰よりも理解しています。

自分を好きでいい

「あなたは素晴らしい」「あなたは自分に自信を持っていい」「自分を好きになって」

ファブ5が世界中で伝え続けているメッセージは、日本でも同じです。

多くの日本人は自分に自信がありません。

自分のことが好きだと言えば、すぐに「ナルシスト」だと馬鹿にされます。

でももっと声に出して言いましょう。

「自分は自分が好きだ」と言いましょう。

僕は自分が好きです。さっきはコンプレックスを抱えていると言っていたのに変ですか?

でも、自信とコンプレックスって表裏一体だと思います。

多かれ少なかれ、人はだれしもコンプレックスを抱えていて、それを克服できたときの喜び・達成感が自信に繋がるのだと思います。

僕の個人的な話を少しだけさせてください。

僕は昔、自分の顔がとにかく嫌いでした。呪いと言ってもいいほどのコンプレックスを抱えていました。自分の顔に対する破裂しそうなほどの憎悪の感情です。

僕は、少しでも自分が“マシ”に見えるようにヘアスタイルやヘアセットの方法、ファッションをめちゃくちゃ勉強しました。膨大な時間と労力を使いました。

その甲斐あって、周りに容姿を褒められることが多くなりました。思春期のころです。

周りの声と自分の努力が、僕に自信を与えてくれました。

でも、今でもたまに、自分がどうしようもなく醜く感じて、消え去りたいと思うときがあります。

コンプレックスの底に沈みこむような絶望の感覚です。

でも、そんな時にも誰かからの肯定の一言、そのたった一言で、「あ、まだ生きられる」と思えるのです。

『クゥア・アイ in Japan』のネット上の感想

皆さんもファブ5から確かな何かを受け取ったようです。

あとがき

『クゥア・アイ』を観終えると、心の芯から体表面までじんわりとぬくもりが広がっていくのを感じます。

「あぁこれ、あれだ、愛だ。」

なんてことを真顔でつぶやいても全然平気。

声に出すことは恥ずかしいことじゃない、素敵なことだとファブ5が教えてくれたから。

そして、この記事をここまで書き終えて気づいたことがあります

『クゥア・アイ』を観ると、誰かと話し合いたくなります。

「僕はこう感じたよ、あなたは?」

と、誰かの意見を聞きたくなる。一緒に感動を分かち合いたくなります。

取りあえず、まずは「ハグの日」を制定すべきだと思うのでしょうが、どうでしょうか?

FT

『クゥア・アイ』シリーズはNetflix独占配信なので、契約中の方は是非ご覧ください。