✳︎2017/3/5 追記
志磨遼平の魅力を徹底的に語り尽くす、果たしてそんなことが可能なのだろうか。
(タップできる)目次
志磨遼平の超シンプルプロフィール
■名前:志磨遼平(しまりょうへい)
■生年月日:1982年3月6日
■出身:和歌山県和歌山市
■身長:183cm
■血液型:A
■好きな食べ物:焼肉
■愛煙家
■煙草の銘柄:Winston(旧CASTER)
■外見的特徴:長身痩躯・色白・天パ・髪の毛と瞳の色が茶色い・指が異様に長細くとても綺麗・魔女っ鼻
■内面的特徴:終わらない思春期
志磨遼平の詩世界
志磨遼平の詞は、ロマンチックだ。まるで彼自身ような詞である。
彼の書き出す歌詞はどこまでもロマンチックでこの上なく美しい。ときにユーモラスでときに切なく儚い、そしてときに自分自身を嘲り罵る。
そう、つまり、彼の歌詞最大の魅力は、美しく綺麗な日本語であることだと思う。
基本的に彼の詞は、人間が生きている限りずっと感じ続ける喜び悲しみ怒りを歌っていることが多いように思う。つまりそれは人類全体のことで、個々のことではない。しかし彼が彼自身のことを歌うとき、彼の詞の魅力は爆発する。とにかくその時のは破壊力たるや、尋常ではない。
毛皮のマリーズ時代の名曲『ジャーニー』と『ビューティフル』は、彼が彼自身のことを歌った曲だ。
『ジャーニー』keep on 不安定 さらば安定
なにはなくても、な? あと アレさえあればいいよ俺一人 立ちむかう 世界はスーパーNew
誰一人 歯むかうヤツ 生還不可能 NO NOこの線を越えれば 生きて帰れないかも
それがこの生命線 そうこれが生命線止まると 俺 死ぬから
止まると 俺 死ぬから
止まると 俺 死ぬから
止まると 俺 死ぬから
『ビューティフル』私は 人生複雑骨折 ドラマ型統合失調症
ヒステリックだが ストイック ヒロイック、
パセティックビューティフルに ビューティフルに
生きて 死ぬ、ための 僕らの人生 人生!
ビューティフルに ビューティフルに
生きて 死ぬ、ための 僕らの人生 人生!
志磨遼平の紡ぎだすメロディ
…あ、すみません。ちょっと熱くなりました。
ぼくは彼から教えてもらった。ロックンロールの大事なことや、ロックンロールそのものを。今の日本にはあまりいない。というか、全然いない。「ぼくは○○
ちょっと話しが脱線してしまいました。すみません。
基本的に彼の紡ぎだすメロディはとてもポップで可愛らしく、そして普遍的だ。
志磨遼平のファッション
作品ごとにコンセプトを決めて、楽曲にリンクしたアー写からジャケットからすべてをトータルプロデュースするミュージシャンは今では稀になってしまったが、作品とは本来それらをひっくるめてリスナーに発信するというのが常だったはず。だから往年の名盤のジャケットはどれもカッコいい。彼はそのことをよく知っている。ロックスターはいつだってみんなの憧れでありアイドルなのだ。
大きめサイズのTシャツの襟を切り取りダルンダルンにして着る、通称志磨カット。これ、どれだけ真似したことか。
これはぼくの個人的な意見だが、お洒落な人とはつまり、自分の似合う服を熟知している人でだ。
そしてさらに言えば、お洒落な人というのは、その人の服装だけで、その人の個性・人柄・キャラクターが分からせてしまう人だ。つまり人となりが、その人の服装にダイレクトに表れているということだ。繰り返すが志磨遼平という男は自分の似合う服をよく分かっている。そして彼のキャラクターがそのまま服装ににじみ出ている。
何でも似合う彼は便所サンダルが世界一似合う男である。映画の完成披露試写会で、あの前田敦子の隣に便所サンダルを履いて立った男は、後にも先にも彼ただ一人だけだろう。
ちなみにぼくが、彼の服装の中で1番好きだったのが、
なるほど。
ちなみに、志磨遼平の1番のアイドルはジョニーサンダースなのだそう。
なるほど。
志磨遼平の考え方
これはぼくが語るのも野暮というものなので、少しばかり彼の発言を抜粋してみたい。
彼の考え方、彼の思考回路、つまりは彼の脳みそが大好きだ。
ロックンロールってのは、大きな流れに逆らうこと、
自立していること、 そしてホントのことをユーモアの中にかくすこと それは、文化的な奥ゆきがとても深いこと
古くからの音楽のエッセンスをくんでいること、
作者が影響をうけたものがふんだんに盛りこまれているもの だから、1曲聴いただけでその人のことを とても気の合う親友のように思えるものだ
そんな音楽がぼくは大好きだし、
今の日本にはなっかなか存在しねえな まあ気の合う親友なんてなかなかできないもんだ
志磨遼平の声
志磨遼平最大の特徴とも言うべき声。嫌いな人は嫌い。
とにかく、あの変な声で歌われるからこそ、彼の曲はどうしようもなく心に響く。
このズレ、違和感こそがぼくらの心を揺さぶる正体なのではないだろうか。
志磨遼平のパフォーマンス
もちろんプライベートで接点があるわけではないので分からないが、トークシ
ぼくは、アーティストには2種類あると思っていて、1つはステージとステージ外でもまったく変わらないキャラクターの人。2つ目はステージとステージ外では完全に別人な人。彼は間違いなく後者だ。
まるで何者かが乗り移ったかのように彼はステージで歌い、踊り、叫ぶ。彼の身体は、いわば装置となって、ぼくらに曲を届けるためだけに使用されているように見える。
その姿がどうしようもなくかっこよくて悲しくて、だからぼくはいつも彼のステージを見て泣く。
志磨遼平の活動遍歴
志磨遼平の活動遍歴、及びそのときごとの彼の魅力を、彼が生み出した数々の名曲・名作とともに、語り倒したい。
1.毛皮のマリーズ期初期
戦争をしよう
Stoogesバリの激音炸裂な『LOVE DOGS』で幕をあける、今作。続く2曲目、『BORN TO MEET YOU』、
MY NAME IS ROMANCE
ポップ、どこまでもポップでロック。
このアルバムは「Faust.CD.」と対になっている作品だが、
往年のロックに敬意を払って自分の曲に落とし込むそのセンスは本当
Faust.CD.
「マイネイムイズロマンス」と対をなすアルバム。
だけど、『おはようミカ』にみられるユーモアも忘れてはいない。『おはようミカ』は曲もMVもまんまストーンズライクなノリが最高だ。
そしてこのアルバムには毛皮のマリーズ屈指の大名曲、『ジャーニー』が収められている。この曲は、志磨遼平の志磨遼平による志磨遼平のための曲だ。誰のためでもない、
彼が彼自身を歌った曲なのに、その言葉や音に多くの人が共感し勇気づけられる。どうやら世の中には、彼と同じで少しおかしな人が多いらしい。ぼくはこの曲を就活や試験に向かう道すがらよく聴いていた。なんでもやれそうな気がするから。
この曲の演奏は極めてシンプル。
2.毛皮のマリーズ期中期
Gloomy
彼曰くこのアルバムはショック療法である。一度はロックンロールの無力さに絶望し、ロックンロールを捨てた彼が再び地獄の底から甦り作り上げた、ロックンロールに対するロックンロールの復讐のアルバムである。
これは真面目なビートルズファンが聴いたら怒るだろうなーと思う
腐った私にもう一度音楽への情熱を取り戻させたのは、
かつて私に初めて音楽の素晴らしさを教えたザ・ ビートルズの音楽でした。いや、正確にいえば「憧れのビートルズになりきる」 ことが私のリハビリテーションのようなモノだったのだと思われま す。 このアルバムの曲は全て1ヶ月内に作られています。もちろん詞・曲からアレンジ、録音に至るまで全てです。機材やアレンジ、 録音法からレコーディング期間中のお洒落に至るまで、 このアルバムはビートルズや60年代音楽の手法・ 精神を踏襲しています。
ここまで徹底的なビートルズ愛を見せつけられて、はたして彼を批判できる人などいるのだろうか。
毛皮のマリーズ
メジャー1stアルバム。んー、良い。めっちゃ良い。
1曲目、『ボニーとクライドは今夜も夢中』はもう曲名からして最高だろう。続く2曲目、『DIGIT』。1曲目と同じKeyで完璧な流れ。続く3曲目、『COWGIRL』は70sストーンズの香りがプンプンするゴキゲンロックンロール。演奏は完全一発録り、ギターすらオーバータブなしのライブ感溢れるナンバー。ああ最高。
彼の作品はどの作品も冒頭3曲目の流れが本当に素晴らしい。いや、もちろん全曲最高だ
持っていかれる。引き込まれる。彼の世界に。
この作品はメジャー進出にあたって、まるで「毛皮のマリーズとはこういうものです」
3.毛皮のマリーズ期後期
ティンパンアレイ
志磨遼平以外のメンバーを排して作られた作品、
志磨遼平がバントという装置・
彼はこの作品を東京のための作品だと、そう発言していた。
かつて、はっぴぃえんどが風をあつめてで東京の街を描き切ったように、今度は志磨遼平が、2010年代の東京をこの作品で見事に切り取って見せた歴史的名盤だ。
the end
毛皮のマリーズラストアルバム
事前情報一切無し。曲はおろか、ジャケット写真やアルバムタイトル名までもすべての情報がシャットアウト。圧倒的、なんという幕引きだろう。
これほどまでに綺麗な死に際を見せつけたバンドがかつていただろうか。これほどまでにドラマチックな死に際を見せつけたバンドがかつていただろうか。
“Don’t Worry Baby, Baby もう雨は止むだろう
そして 朝日が昇るさ”
旅立ちだBaby, Baby ランプはいらない
夜道を照らすのは そう ハート・オブ・ゴールド
グッバイ マイ・ダーリン これが 最後だ
―ああ、素晴らしき人生!
さらば 僕の青春の光
さらば 僕らの美しい日々
でもぼくの1番好きな曲は『上海姑娘』。ジャーン。
4.ドレスコーズ期前期
Trash
毛皮のマリーズ解散後、志磨遼平が新しく組んだバンド、
さて、この『トラッシュ』。「
地球上にいっぱいバンドがいるじゃないですか。そのバンドがみんな組んだばっかりの時に持ってる素晴らしいもの ?期待、夢、可能性とか、逆に不安だったり、焦りとか、 そういう生まれたてのバンドに必要なものが全部入っている感じが して。すごく感動しました。
the dresscodes
満を侍して発売された記念すべき1stアルバム。
最高だ。最&高だ。
1stアルバムにセルフタイトルを付けることができるのはイカし
これほんまに日本のバンドか?!
全編通してひたすらにかっこいい。
『終わってしまう、時間を止めたい、でも止まらない』『止めなきゃ止めなきゃ』と思いながら焦るんですけど、 どんどん流れていってしまう。で、『どうしようどうしよう』 っていう感じ。『その感じで演奏したいの』って。『 どうしようもないくらいに我慢しながら演奏したい』 って言ったら、なんと1回でできたんですよ、みんな、それが。 もう『スゲエエッ!』ってなって。僕、 日本人の音楽でそういうの聴いたことないです。外人ならある、 たとえばジョニー・サンダースって、そう聴こえるんですよ。 ほかにはジョナサン・リッチマンとか、リバティーンズとかって、 破綻しそうでギリギリのところで保ってるのか、半分、 破綻に足を突っ込んでるのかっていう。ああいう音楽がね、 できたんですよねえ・・
ぼくが、彼の全キャリアの中で最も好きな曲、(This Is Not A)Sad Song。上のインタビューを読んで、なるほど、と納得した。
どおりで日本のバンドっぽくないわけだ。だってこの曲の持つ雰囲気はまさに、リバティーンズのそれだ。そんなもん日本語でやられたらカッコいいに決まってる。
ここでこんなこと言うのもアレだけど、正直、このアルバムは聴くのがしんどい。もちろん悪い意味ではなく。1曲、1曲に込められた熱量、パワーが凄まじい。生半可な気持ちで聴いたら、ぶっ飛ばされる。1発KOだ。
カッコいいロックンロールアルバムをお探しの方、ありますよ、これがそれです。
トートロジー
メジャー2ndシングル。ロッンロール爆発!
どれだけこの曲に救われたかわからない。自分がふがいなくて泣いた夜も、あの娘に振られて泣いた夜もこの曲を聴いた。陳腐な失恋ソングじゃダメなんだ。君は君だ。男だろ泣くなと歌ってくれるこの曲じゃないとダメなんだ。
カップリングの『フォークソングライン(ピーターパンと敗残兵)』『Zombie』の2曲も最高だ。
特に3曲目の『Zombie』は、4人でのドレスコーズらしさが最もでているロックダンスナンバーだ。怪しげで妖艶で、煙のように実態がなく、もやがかかっている。
バンド・デシネ
メジャー2ndアルバム。1作目のようなヒリヒリムードは開けて、
このアルバム、全部シングルカットできるんじゃねってくらい凄まじい出来である。
トーキングスタイルで始まる『ゴッホ』なんて鳥肌ものだ。ただ、このアルバムがバンド崩壊への亀裂を生んでしまったのも、今となってはうなずける。
芸術は時間に対してどれだけ耐えうるかという部分が大きいので、100年、 200年経ってまだ進化が損なわれていないものであるべき。 それに対してポップは「今」。今、意味があるか。今、 価値があるか。そういうものを僕らは書いては忘れ、 書いては忘れすれば良いんです。 勿論良い曲を書こうとは思いますが、 500年経ってからやっと良くなる曲には興味がない。
5.ドレスコーズ期後期
Hippies E.P.
最終作。ドレスコーズ解散。
だけど優れた作品であることは間違いない。
志磨遼平はこの作品を作るにあたって“ダンスミュージックの解放”いう
この作品で1番好きなのは、『ドゥー・ダー・ダムン・ディスコ』。踊り狂えるぜ。
6.ドレスコーズぼっち期初期
1
メンバー脱退後志磨遼平が作詞作曲、
人間やはり追い込まれるとすごい力を発揮するのだろうか、
今作、ベース以外の楽器はほぼ彼の演奏である。“おかしな声で 歌う彼を”、“さぁ!カスのお出まし、とくとご覧あれ!”など自身を自虐った歌詞も多数。
ぼくはこのアルバムを“1人ティンパンアレイ”だと思っている。
本作はどこまでも寂しくて、孤独で、
しかしこうした絶望的な状況下にこそ、創作の美は宿るのだろう。メンバーが自分以外脱退した。バンドを壊したのはこれで2度目。そんな男が次にどんな言い訳をするのか。「こんな状況で作る音楽が面白くならないはずがない」と、彼は言った。まったく自分のことをなんだと思っているのか。彼は良い音楽を生み出すためなら自分自身も喜んで犠牲にするのだろう。
7.ドレスコーズぼっち期後期
オーディション
現段階での後期と位置付ける。とにかく、
オカモトズ、おとぎ話、キングブラザーズ…彼が1人になってからわずか2年足らずの間なのに、彼のサポートメンバーはもはや挙げればキリがない。バンドを作っては解体し、
これってとても少年漫画的だと思う。昨日の敵は今日の友みたいな。仲間と1つのものを作り上げるって、少年漫画の王道だ。
ほぼ全曲でギタリストが異なる本作、1曲1曲を参加メンバーに合わせ、メンバーのことを思い、曲を書いたと彼は語っていた。だからこの作品は今までのどの作品よりもポップでカラフルだ。彼が誰かのことを想い曲を作るとき、彼の曲には彼本来のポップさが前面に現れる。とても可愛らしい作品であると同時に、“2015年”その激動の年を鮮やかに切り取った作品だ。
8.2016年のドレスコーズ
人間ビデオ
映画「GANTZ o」の主題歌、その名も『人間ビデオ』。またとんでもないもの作ったなというのが率直な感想。ヘビィーでスピード感ある曲というオーダーがあったらしいが、彼は彼の中のヘヴィ感を総動員させたところ、キングクリムゾンやイエスとか、そういうプログレっぽいものが出てきたのだそう。
「ぼくはゼロから1を生み出すというよりは、限りなくエディットという感覚、数あるアーカイブの中からセレクトするというような感覚」
彼のこの感覚がぼくは大好きだ。
そして、この「人間ビデオ」何よりGANTZにマッチし過ぎている。ちょっと怖いくらいに。
未だかつてこの曲ほど作品とシンクロし共鳴し一つになった作品があっただろうか?
ぼくは知らない。
こういう音楽をやってきた」「こういう癖がある」
みたいな自分のストーリーを一切取り除きたいと思ったんです。 原作ファンとして見たら、そういうのって全部不純物ですから。 純粋に僕が「GANTZ」を読んで感動したものだけで、 音楽を構成したいなと思ったんです。
コミックジェネレーション(新録音版)
さて、そしてこの人間ビデオのカップリング曲も問題で、映画「溺れるナイフ」の主題歌に抜擢されているのは大変喜ばしいのだが、これがなんと、毛皮のマリーズの大名曲『コミックジェネレーション』その再録版であるというから驚いた。
囁くような歌声からはじまり、サビではいつもの彼のニャーニャー声。
彼が、この映画の主人公であるコウと夏芽のために歌った新録版、『コミックジェネレーション』。歌詞がどこまでも遠く響いているような気がした。
自分のためじゃなく映画の主人公の男の子と女の子のためにこの曲
を歌うという、ただの僕の心持ちの問題なんですけどね。 メロディも歌詞も一緒で、演奏も同じにするけれど、 もう一度ふたりのために歌う
さらに映画「溺れるナイフ」には、役者として銀幕デビューする。しかもまぁまぁな主要キャラである。
でも何も心配することはない。カッコいいバンドマンは映画の1本や2本出るものだ。ミックジャガー然り、デビッドボウイ然り。あのキースリチャーズだって、ディズニー映画に出演してるし。
新時代のドレスコーズ・志磨遼平
「前置き」も「あとがき」もない、
いきなり絶頂から始まる原始的な反復ビートで、 精神世界だけは徹底的に醒めている。 こういう冷たいファンクをぼくは今やりたい。 志磨遼平
最新アルバムの発売日が2017年3月1日に決定。
昨年の『12月24日のドレスコーズ』で新曲を2曲浴びることが
もう、ものすごいです。ヤバいです。
披露された新曲の名前は、
・common式
・エゴサーチ・アンド・デストロイ
志磨遼平は毎回毎回自分の作品を自画自賛しますがおそらく今回は
日本のポピュラーミュージック史を変えてしまうような、
昨夜の録音もすごかった。少なくとも30年分くらいの興奮をブチ込んだアルバムが姿を見せ始めました。今日もやります。8日目。アタマがおかしくなりそう! pic.twitter.com/0hXebXOYQD
— 志磨遼平(ドレスコーズ) (@thedresscodes) December 10, 2016
録音中のアルバムのアートワークの打ち合わせ。今作は初めて曲、歌詞、そしてヴィジュアルまでを含めたトータルコンセプトアルバムになりますよ。壮大なテーマがあるんだよね。
— 志磨遼平(ドレスコーズ) (@thedresscodes) December 19, 2016
ドレスコーズ 5thアルバム『平凡』
発売前
【NEWS】
CONCEPT ALBUM
『平凡』
2017.03.01 ON SALE#ドレスコーズ #平凡@thedresscodes pic.twitter.com/X6mWFRTh2V— ドレスコーズ公式 (@thedressSTAFF) January 20, 2017
2017年1月20日、日本全国の志磨遼平・ドレスコーズフアンにこれほどまでに驚きが駆け巡った日はないでしょう。
衝撃的な新ビジュアルとともに発表されたドレスコーズ5枚目のアルバムのタイトル名。
その名も『平凡』
志磨:テーマはね、まずざっくり2つあって。ひとつは『普通の人』。『平凡』とか『ノーマル』ってかんじだね。
志磨:もうひとつは、『消えていく文化、消えていく場所』。ぼくらの偉大な先人たちがせっかく残したのに忘れ去られていくものたち、だね。
…昨年12月、かれは次のアルバムのテーマをたずねられこのように答えていた。
あと、髪をばっさり切りました。 pic.twitter.com/4DZGrbuS25
— 志磨遼平(ドレスコーズ) (@thedresscodes) December 31, 2016
それにしても髪型に関しては、これほどわかりやすい伏線を提示されていたにも関わらず驚かされた…。
だってまさか、だれも予想できないだろう。
人を驚かせることが天才的に上手い男だ。
…かれは、2014年12月発売された雑誌でこのように答えていた。
発売後
https://www.instagram.com/p/BRCsXMljJR_/?taken-by=libertine_ft&hl=ja
2017年3月1日は、日本の音楽史にとって、いや、
なぜならこの日発売されたドレスコーズ5枚目のアルバム『平凡』
手にして以来、連日連夜聴きこんではいるが、
でも、名盤なんです。それだけはたしか。
この作品を理解するまでにどれだけの月日がかかるかはわからない
この作品が内包しているテーマを全く理解できていないぼくでも、
1.志磨遼平が3年前に打ち出したスローガン、『
2.“20世紀愛好家代表”志磨遼平は、
ということ。
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