タランティーノ最新作『Once Upon a Time in Hollywood』が見逃せない理由とおすすめ過去作 | thedeeprivers

タランティーノ最新作『Once Upon a Time in Hollywood』が見逃せない理由とおすすめ過去作

トリノス

クエンティン・タランティーノの新作がついにこの夏公開されますね。

その名も『Once Upon a Time in Hollywood<ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド>』

『Once Upon a Time in Hollywood』が見逃せない理由

理由1.世紀の初共演

知名度はもちろん演技力でも世界最高峰の『レオナルドディカプリオ』『ブラッドピット』が待望の初共演。

二人のわきを固めるのは、もはやその名が伝説の『アルパチーノ』や、美しすぎる賞レース常連者『マーゴット・ロビー』。
さらには、タランティーノ作品常連の『カート・ラッセル』や『ブルース・ダーン』『ゾーイ・ベル』らも集結。

主役から華麗な進化を遂げた『ダコタ・ファニング』も見逃せません。

理由2.タランティーノ最後の作品!?

第72回のカンヌ国際映画祭で約6分間のスタンディングオベーションを浴びたタランティーノ。

10本映画を撮ったら引退すると公言していた彼の口から

「今作が好評だったら、これが最後になるかもしれない」

というまさかの引退宣言が飛び出したというのです。

理由3.タランティーノが人生をかけたリサーチ

タランティーノ自身が幼少期を過ごした60年代のハリウッドの当時の街並み、音楽、ファッション…細部に至るまで文字通り人生をかけてリサーチしたといいます。

そこにはハリウッド、そして映画への深い愛情と郷愁が詰め込まれているのです。

・『レオナルドディカプリオ』と『ブラットピット』の奇跡の競演。

・5年以上の歳月を費やした製作期間。

・そして何より、タランティーノ最後の監督作になるかもしれない可能性。

トリノス

色々な意味で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、絶対に見逃せません。

最新作公開の前にタランティーノ作品の名作を観て、さらに気持ちを昂らせましょう。

おすすめのタランティーノ名作

Reservoir Dogs<レザボア・ドッグス>

北野武映画とかお好きな方は絶対に好きだと思います。

思わず笑ってしまうほど過激で残虐なバイオレンス描写。
笑いと暴力は表裏一体とはよく言ったものです。

長編デビュー作にしてこの頃からすでに確立されているキャラ同士の台詞の応酬&応酬。

緻密に練られたストーリーと時間軸の上を、キャラクターが、音楽が縦横無尽に飛び交うさまはタランティーノ作品ならでは。

Pulp Fiction<パルプ・フィクション>

一躍タランティーノの名を世に知らしめた映画史に残る大名作。

エピソードごとに時間軸をバラバラにして描く斬新な手法とか、レザボアドッグスからさらに磨きがかかった過激なバイオレンス描写とか、カッコいい劇中音楽とか、おすすめする要素はいくらでもありますが、やはりタランティーノ作品はキャラです、キャラ。

キャラが良い。圧倒的に良い。

Kill Bill<キル・ビル>

日本でも大ヒットを飛ばしたタランティーノの代表作の一つ。

スタイリッシュなアクションと大袈裟なバイオレンス、そしてクールな音楽が一体になった「コレぞタランティーノ!」と、言える作品です。

そして何より日本映画への深い愛情と理解と敬意がこもったパロディの数々が、日本人として嬉しいです。

この作品をきっかけに黒澤明や深作欣二の作品を知り、好きになりました。

映画や音楽、ファッションもそうですが、こういところが本当に好きです。全部が繋がる感覚が。

Inglorious Bastards<イングロリアス・バスターズ>

最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でも主演を演じるブラッド・ピットがはじめてタランティーノ作品で主演を演じた『イングロリアス・バスターズ』は、戦争映画というよりは娯楽映画です。

少しも臆することなく史実を大胆に脚色し、結果的に史実を超越した結末と退屈する瞬間が片時もない全編を貫く快楽。

世界的にはタランティーノ作品の中でも圧倒的な興行収入を叩き出しましたが、ここ日本では振るわなかった模様…。

The Hateful Eigh<ヘイトフル・エイト>

前作『ヘイトフル・エイト』

真冬の山小屋で殺人犯や賞金首、賞金稼ぎが集まって殺し合いを始める…

「閉ざされた密室に曲者が集う」というタランティーノ作品王道の舞台設定と、その舞台の上で(最低なはずなのに)どうしても憎めないキャラクターが織りなす縦横無尽の会話劇。

さらに、ユーモアを含んだなバイオンス描写(日本ではR-18)が痛快なエンタメ作品です。

そして、この映画は何より音楽が素晴らしいです。

中でも「The White Stripes」の「Apple blossom」が素晴らしい。

サントラ盤だけでも聞く価値ありです。

あとがき

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はタランティーノ史上最もハッピーで最高な映画になっているらしいです。

僕が思うタランティーノ作品の一番の魅力は『キャラクターのリアル感』だと思います。

キャラクターが本当にそこに心臓を動かして生きている感じ。

洋服のシワとか煙草を吸うときの何気ない仕草とか…

そういう、どうでもいいけどどうしもないリアル感がタランティーノ作品にはあるんだと思います。

リアルだかこっちも観ていてマジになるし、否応なしに引き込まれてしまう。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

タランティーノが映画の夢を詰め込んだ60年代ワンダーランドに早く引き込まれたいですね。

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