オレンジレンジは青春。青春はオレンジレンジ。 | thedeeprivers

オレンジレンジは青春。青春はオレンジレンジ。

オレンジレンジは青春。青春はオレンジレンジ。

最近、オレンジレンジをよく聴きます。

「オレンジレンジといえば青春。」

「青春といえばオレンジレンジ。」

この言葉、この記事を読んでくださっている20代半ばから30代前半の方々からは、満場一致で同意を得られるのではないでしょうか。

突発的センチメンタル症候群

ありますよね、季節の変わり目に頻繁に起こる突発的センチメンタル症候群。特に春に起こりやすい。

今年も例に漏れず連休明けからこの病を発症してしまい、昔聴いていた音楽を貪るように聴き漁っている通勤時間エブリデイです。

やはり、10代の多感な時期に聴いていた音楽というのは特別なもので、久しぶりに聴いても一言一句歌詞を覚えているし、アルバムでも次の曲、曲順までバッチリ覚えているものですね。いや、すごい。完全に自分の一部になっています。

思春期の特別な音楽か僕にとってはオレンジレンジです。

オレンジレンジという時代

現在、20代半ばから30代前半の日本人は漏れなくオレンジレンジ直撃世代、桜前線と共に響す爆音武器に南からやってきた6人組の若い兄ちゃんに細胞洗浄、オレンジ色に洗脳された世代なわけですが、じつは彼らの攻撃は時限式でもあったようで、最近になって再び細胞がオレンジ色に洗脳されています。

当時のオレンジレンジ現象をご存知の同年代の方々には今更言うまでもない話でしたが、当時のオレンジレンジの勢いは本当に凄まじいものがありました。

学校の給食時間には必ずオレンジレンジの曲が流れ、CDレンタル開始日には何十枚も入荷している作品が一枚残らず貸し出され、みんなこぞってMDにダビングしていました。(今の10代はMDの存在を知っているのだろうか)

YAMATO派、RYO派、HIROKI派で対立することもしばしば(ちなみに当時はRYO派、現在はYAMATO派です)

規格外の記録

シングル9作連続オリコン1位


『ミチシルベ〜a road home〜』『チャンピオーネ』まで9作連続1位。これは、2001年以降にデビューしたロックバンドにおいての最高記録でもあるそうです。

特質すべきは8thシングルの「花」。この作品はオリコンシングルチャートに52週登場するというモンスター級のヒットを記録しました。

出す曲出す曲が軒並みヒットチャート1位の大ヒット連発、間違いなくオレンジレンジの全盛期。

各音楽番組もとりあえずオレンジレンジを出演させてスペシャルメドレー歌わせたらいいだろうという流れ。紅白ですら(当時はまだ実験的だった中継技術を利用して)東京と沖縄を繋いでの特別出演。

『musiQ』のダブルミリオン超え

セカンドアルバム『musiQ』の売り上げ枚数は驚異の260万枚超え、トリプルミリオンに迫るスーパーメガヒットでした。

アルバムの収録曲のことなんて普通は熱心なファンにしか話が通じないはずなのに『musiQ』の収録曲に関しては、だいたいのクラスメイトがに話が通じるという意味不明な状態。みんなが『musiQ』を聴いていました。思えばあの頃が、クラス単位で共有できる流行が存在していた最後なのかもしれません。

サブスク全盛の今では、曲をアルバム単位で聴くことは少なくなったし、個人の趣味嗜好も細分化されて、あれほど大きな音楽的な流行りはないのかもしれません。

もちろん、SpotifyやApple Musicのような音楽配信サービスがなかった、YouTubeすら当たり前の存在ではなかった、そんな当時と現在の売上を単純ひ比較するのはまったくナンセンスな話ですが、それにしても凄まじかった。

あとがき

オレンジレンジにのめり込んでいたあの頃から12年以上の月日が流れて、人並み以上に音楽を聴くようになり色々と好きなバンドやミュージシャンも増え、あげく、ライブのためだけに海外にまで飛んでいくような男になりましたが、オレンジレンジ直撃世代の27歳の僕にとって、彼らの存在や音楽はやはり特別なもので、それはこの先もずっと変わらないのだと思います。

正直、今はもうオレンジレンジは一番好きなバンドではなくなってしまったけれど、彼らの音楽を聴けばいつだって僕の心はあの頃のままです。

『オレンジ色』が細胞ひとつひとつにこびり付いてとれやしない。