実際に参加して感じた日本と海外の音楽フェスの違い | thedeeprivers

実際に参加して感じた日本と海外の音楽フェスの違い

今、イギリスにいます。

9月10日。ついに、ようやく、念願の、イギリスでリバティーンズのライブを観ることが出来ました。

はじめてリバティーンズのライブを観たのが今から約3年前のclockenflaps@香港でのことでした。

ようやく今回、彼らの本国であるイギリスで彼らのライブを観ることが出来ました。

リバティーンズについて説明を。

2000年代初頭に巻き起こった世界的ロックムーブメント ガレージロックリヴァイヴァル。ホワイトストライプスやストロークスとともにムーブメントの旗手として2000年代以降のロックに絶大な影響力を与えたバンド、それがザ・リバティーンズです。

ホワイトストライプスやストロークスはどちらもアメリカ出身のバンドということもあって、イギリスでは特にリバティーンズは自国の伝説的バンドとして、その人気たるや凄まじいものがあります。

2002年のデビューから2004年のわずか2年で瞬く間に英国ロック界の頂点にまでたどり着き、メンバー間のすったもんだの末に事実上の解散。(ここ話し始めるとキリがないので気になった方はリバティーンズ伝説という書籍を参照ください)

2015年に奇跡の3rdアルバムをリリースし活動を継続的に再開。
それから3年が経ち、再び新作の制作に専念すべくライブ活動をしばらくの期間休止することを発表。

今回ぼくが参加したwheels&finsフェスティバルがその最後のステージだったというわけです。

ざっくりとした説明ですが、本題の日本とイギリスのフェスの違い、個人的に感じたことを。

海外フェスと日本フェスの違い

僕が今回訪れたwheels&finsフェスティバルは、例えば同じイギリスの音楽フェスとはいえ、グラストンベリーやレディング&リーズ(日本のフジロックやサマソニのモデルとなったフェス)のような大規模なフェスではなく比較的小規模なものです。

開催場所はロンドンから電車で約2時間、ケント州マーゲートという海に面した土地で、日本でいえば湘南や伊豆のような雰囲気でしょうか。

場所取りOK

最前列の柵に上着なんかをさっと引っ掛け小一時間どこかに消え、そしてまた戻ってくる。
当たり前のように掛けていた服の場所にまで戻ってくる。そんなイギリス人の多いこと多いこと。

どうやらイギリスではこれが普通のようです。
「以外にも」と言えば失礼かもしれませんが、服が盗まれるような場面を目撃することはありませんでした。

日本でこういった場所取りをしてしまうと周囲からはブーイングの嵐でしょう。個人的な感覚としてもあまり品の良いやり方ではないように思います。
ぼくは約10時間、リバティーンズを目の前で観るために一度もその場離れることなく最前列をキープしました。THE大和魂。

煙だらけの音楽フェス

日本ではサマーソニックが「煙のない音楽フェス」というスローガンを掲げたことも記憶に新しい2018年でしたが、イギリスは違いました。全然そんなことありませんでした。

みんなめっちゃタバコ吸います。
至る所でスッパスパ吸います。

そもそも喫煙所というものが設置されていないので、最前列付近の人でも普通にその場で火をつけて思っ切り煙ふかしてました。
当選、吸殻はそのままポイ。

ちなみに僕は非喫煙者です。
近頃の日本の喫煙者を排除せんとする動きには正直疑問を感じますが、

所構わず吸いまくられるとまぁキツイです。
だってライブ中も普通に吸うんですよ、彼ら。

非喫煙者というより日本人の感覚では理解できません。

いや、ライブ中ぐらいタバコ控えろよと。
タバコを吸うことでよりライブを楽しめるということもあるのかもしれませんが、その気持ちに理解はできても納得はできないというのが正直なところ。

これが一番驚きでした。

ゴミがすごい

「日本人は綺麗好き」を実感しました、

香港のclockenflapでも感じたことですが、海外フェスはとにかく汚いです。
ここはもう日本のフェスの圧勝。フジロックが「世界一クリーンなフェスティバル」だと言われるのも納得です。

分かりにくいかもしれませんが、リバティーンズ開始前のメインステージの様子です。
プラスチックカップやビール缶が地面に散らばってます。
リバティーンズが終わった後は辺り一面ゴミの海でした。比喩的表現なしで。

ビールが降ってくる

ビールが降って来ます。マジです。
誰かが投げたビールの缶や瓶、カップが頭上を舞います。「いや飲めよビール」とも思いますが、「海外フェスに来たんだなー」と実感する一場面でもありました。日本ではあまりないですからね。

楽しみ方は人それぞれ

日本は音楽を楽しむといっても、みんなで一体になって楽しむことが多い気がします。たとえば盆踊りのような、その場と一体になって楽しさを共有するというか。

しかし海外、イギリスは違いました。
これはハッキリと感じました。もうぐちゃぐちゃです。
頭を振り乱しながら楽しむ女性もいれば、ステージを凝視してじっと楽しむ少年もいる、ビール片手に仲間と肩を組んで楽しむ海賊のようなおじさんもいる。

みんながみんな、自分本位。

どちらが良いという話ではもちろんなくて、国によって音楽の楽しみ方はここまで違うのかと驚きました。

あとがき

音楽の受け取り方、楽しみ方、日本とイギリスでここまで違うのかと驚き楽しみました。

どっちが良いというわけではなくて、どっちも良いんです。音楽なんですから。

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