菅田将暉が出演するおすすめ映画7選。日本最高峰の演技力に心奪われる | thedeeprivers

菅田将暉が出演するおすすめ映画7選。日本最高峰の演技力に心奪われる

菅田将暉出演のおすすめ映画7選

あゝ、荒野

寺山修司が遺した唯一の長編小説「あゝ、荒野」。かつて親に捨てられた新次は、兄貴分の劉輝を半身不随にした元仲間・裕二への復讐を誓っていた。ある日彼は、「片目」こと堀口からボクシングジムへ誘われる。新次は復讐を果たすため、トレーニングに励み、徐々に名を挙げていくが…。

映画.com

2018年アカデミー賞「最優秀主演男優賞」を受賞したことも記憶に新しい菅田将暉の代表作になった作品。

寺山修司の原作を現代版にアップデートした映画作品ということで、いち寺山フアンとして、正直鑑賞前は不安しかありませんでした。

なぜなら、寺山修司最大の魅力は、彼が綴った文そのものにあるからです。シナリオや構成というよりは、文章そのもの。文体と言い換えてもいいかもしれません。

文体を映像化することは不可能、もしくは極めて困難。だから鑑賞前は不安しかありませんでした。

あります。もちろんあります。寺山修司の魅力が生きているからこそ『』は、名作になりました。

『やっぱり』というか『当然』というか、その魅力を1番に体現している役者こそが菅田将暉です。

雄としての動物的闘争心と本能を剥き出しにした生々しい迫力、人間の男としての怒りと孤独、純粋さ、その全てを表す表情と動作、仕草。

菅田将暉はたったひとりで、寺山修司の文体を演技で表現するという離れ業を見事、観客に示した。だから観客は彼の演技を超えた演技に魅了される。

溺れるナイフ

ジョージ朝倉の同名少女コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。東京で雑誌モデルをしていた少女・夏芽は、父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことに。自分が求めていたものと大きくかけ離れた田舎での生活にがっかりする夏芽だったが、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子コウと出会い、彼の持つ不思議な魅力に心を奪われる。そしてコウもまた、この町では異質な夏芽の美しさに次第に惹かれていく。新鋭女性監督・山戸結希がメガホンをとる。

菅田将暉最大の魅力は、何よりその圧倒的な存在感だと思っています。

ルックスや演技力はもちろんですが、とにかく一際輝く存在感。

他社の目を自分に向けさせる鮮烈な存在感こそが、菅田将暉が菅田将暉たる所以。

菅田将暉という存在をありありとフィルムに焼き付けた傑作です。

【ネタバレ&感想】映画『溺れるナイフ』幸せの絶頂のような笑顔と、死の瀬戸際のような悲しい空気。

セトウツミ

元和津也の人気漫画「セトウツミ」を実写映画化。関西弁の男子高校生2人が放課後にまったりとしゃべるだけというシンプルな内容で、2人の繰り広げるシニカルな会話劇の面白さで人気のコミック。「まほろ駅前多田便利軒」「さよなら渓谷」の大森立嗣監督がメガホンをとり、塾通いの日々を送るクールな内海を池松が、天然で元サッカー部員の瀬戸を菅田が演じる。

菅田将暉と池松壮亮が川のほとりで喋るだけの映画です。

何者

「桐島、部活やめるってよ」の原作者として知られる朝井リョウが、平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した「何者」を映画化。就職活動を通して自分が「何者」であるかを模索する若者たちの姿を、佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之という豪華キャストの共演で描いた。

菅田将暉演じる光太郎みたいなやつ、大学にいたわー。なんだかんだで容量良いやつ、人生うまくいくタイプのやつ、でも嫌味のない良いやつ。

“いるいる、こんなやつ。”を、演じさせれば菅田将暉の右に出る役者はいないでしょう。

帝一の國

古屋兎丸の同名コミックの映画化作品。全国屈指のエリートたちが集まる超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持つこの学校で生徒会長を務めた者には、将来の内閣入りが確約されるという。主席入学を果たした1年生の赤場帝一は、総理大臣になって自分の国をつくるという夢を叶えるための第一歩として、生徒会長の座を狙っていた。帝一は、想像を絶する命がけの権力闘争の中へ身を投じていく。

これは良い実写映画化。原作漫画ファンの僕も思わずニッコリ。

というか、菅田将暉が出演している漫画実写化映画は大抵ハズレがありません。その中でも間違いなく1番が『帝一の國』。

そこのみて光輝く

芥川賞候補に幾度も名を連ねながら受賞がかなわず、41歳で自ら命を絶った不遇の作家・佐藤泰志の唯一の長編小説の映画化。世間からさげすまれた場所で、ひとり光輝く女性、千夏に惹かれていく主人公 達也。しかしそんな時、事件が起こり……。

正直観ていて気持ちのいい映画ではないし、観終わってからの徒労感たるや、仕事終わりの満員電車に乗っているような気分です。ぶっちゃけきっつい映画です。でも、きっと忘れられない映画になるはずです。深い深い海の底、太陽は遥か彼方の上。息苦しい、生きづらい、まるで現代日本そのものじゃないですか。

ディストラクション・ベイビーズ

愛媛県松山市を舞台に若者たちの欲望と狂気を描いた青春群像劇。「イエローキッド」「NINIFUNI」などで世界的注目を集める新鋭・真利子哲也監督が商業映画デビューを果たし、「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平が共同脚本を担当。愛媛の小さな港町・三津浜の造船所で暮らす泰良と弟の将太。いつもケンカばかりしている泰良は、ある日突然…

主演柳楽優弥、出演菅田将暉、小松菜奈、池松壮亮…今の日本映画界を代表する役者が揃っているのに、良い意味でいびつでアンバランス。

料理でいえば最高の食材で作ったハンバーガーのような…

見応えたっぷりの名作です。