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スペインにはこういうことわざがあるそうです。
「もしスペインに1日しか滞在できないのなら、迷わずトレドに行け」
そんな格言が存在するほど素敵な場所がスペインにはあります。
この記事ではマドリードからトレドまでの行き方を紹介しています。
(タップできる)目次
マドリードからトレドへの行き方(列車利用)
トレドへは首都マドリードからのアクセスが最も一般的で現実的です。
公共交通機関を利用してマドリードからトレドへ向かう方法は、バスと列車の2パターンあります。
僕は列車でトレドへ向かったのでこの記事では列車での行き方を解説します。
スペイン国鉄『レンフェ』
スペイン全土を網羅するスペイン国鉄『レンフェ』。日本でいうところのJRでしょうか。
マドリード⇔バルセロナ間も約2時間半で結ぶため、大都市間の移動も、飛行機よりもレンフェを利用することが一般的らしいです。
マドリードからトレドへも、このレンフェを利用して向かいます。
・アトーチャ⇔トレドの所要時間/33分
・料金/片道12.90ユーロ、往復20.60ユーロ
乗車駅は『アトーチャ』駅
レンフェの乗車駅はマドリードの主要駅『アトーチャ』駅です。
マドリードで1番大きなターミナル駅で、駅周辺には有名な美術館や観光地もあるマドリード観光の拠点になる場所なので、迷うことなくたどり着けると思います。
アトーチャ駅には2階、1階、0階と3つのフロアがあります。アトーチャ駅の構内図は、公式サイトを参照して下さい。
生い茂る熱帯雨林…
巨大な駅の中にはなんと、巨大な熱帯雨林があります。
駅構内に熱帯雨林…日本ではお目にかかれない光景です。
すごい迫力ですがこのエリアはスリが多いらしいので、荷物には細心の注意を。
僕はスリは大丈夫でしたが、ホームレスにしつこく声をかけられ続けました。
1度お金を渡してしまうとその後もずっとせがまれ続けるので、そっと場所を移動することをおすすめします。
コインロッカー
この巨大植物園の奥にコインロッカーがあります。
僕は日帰りトレド観光の後、夜行バスに乗ってマドリード→バルセロナへと向かう予定だったので、ここのコインロッカーで荷物を預けました。
発見されたチケットをかざして施錠し、取り出す際には再度チケットをかざして解錠するので、チケットは無くさないようにしましょう。
大きさは小〜特大まで4種類あって、それぞれで料金は異なります。
チケット売り場
チケット売り場は植物園真横にあるので、分かりやすいと思います。
営業時間
・(当日の切符購入の場合)
5:30~22:30
・(前売りの切符購入の場合)
10:00~20:00
昼間の時間帯は、平日・休日問わず混み合うことが多いそうなので、おすすめは午前中です。
僕は8:50アトーチャ発トレド行の列車に乗りましたが、切符購入に並ぶこともな快適でした。
トレド観光はマドリードからの日帰りパターンが最も一般的なので、マドリードを朝に出発、夕方もしくは夜にトレドからマドリードに戻ってくるくらいが理想的だと思います。
時刻はこちらのサイトから確認できます↓
参考 マドリード⇔トレド時刻表raileurope9:20以降は1時間間隔で運行しているようです。
出発場所
トレド行きの高速列車AVANTが発着するのは、アトーチャ駅0階のPlanta Baja(プランタ・バハ)です。
アトーチャ駅は3階建なので、出発フロアを間違わないように注意しましょう。
申し訳ありません。写真がないのですが、日本と同じように上の案内板を見ながら進めば難なくたどり着けるはずです。
待合室に入る際には手荷物検査があります。
ちなみにコインロッカーに荷物を預ける時にもやはり手荷物チェックがありました。やはりヨーロッパではテロが脅威ですからね…。
待合室には写真のような電光掲示板があり、発車時刻、行き先、プラットホームの番号が表示されます。
写真をご覧いただければお分かりかと思いますが、上2つしかプラットホームの番号が表示されていません。
ヨーロッパの鉄道は、出発の10分〜20分前にどのプラットホームから出発するかが決定します。
なので、乗車する電車のプラットホーム番号が表示されていないからといって慌てる必要はありません。
しばらく待てば番号が表示されます。
案内が始まると係りの人にチケットをチェックしてもらい、改札へと進みます。
14番ホームからの出発です。
全席指定なので、チケットと車両番号を照らし合わせながら、席を確認してください。
足元の広さ、シートの座り心地は可もなく不可もなく日本の特急車両と同じような感じです。
マドリードからトレド約kmを33分で結ぶので電車はくんくんスピードをあげます。
マドリードから5分も走れば郊外の景色に。
そしていよいよトレドに到着です。
あとがき
マドリードからたったの33分。
トレドは町全体が世界遺産で本当に行く価値ある場所なので、半日でもお時間が作れる方は是非、ほんの少しだけ足を延ばして訪れてみてください。
後悔は絶対にしません。
トレドの街歩き記事です。写真多めです、是非↓