音が鳴り出す!魂揺さぶるおすすめ音楽漫画まとめ | The Bird's Nest Hair  
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音が鳴り出す!魂揺さぶるおすすめ音楽漫画まとめ

おすすめの音楽漫画

ロッキンユー!!!/石川香織

「ナンバーガールが義務教育」なオルタナ根暗ロック好き・アキラと打ち込めるものを探してる、ごくごく普通の少年・タカシ。正反対の二人の出会い。熱く、そして鬱屈としたロックな日々が始まる—!!

ジャンプ+

ナンバーガールと聞けばジャパニーズオルタナロック好きは否が応でも反応してしまうでしょう。向井秀徳率いる、ナンバーガール。アジアンカンフージェネレーション、星野源、数々のミュージシャンに影響を与えた、伝説のバンドです。

しかし正直いってナンバーガール、通称ナンバガは一般的知名度が高いバンドとは言いがたい。それこそミスチルやスピッツみたいに誰もが知っているバンドというわけではありません。

1話目からいきなりナンバガ、大半の読者が置いてけぼりになってしまうのでは…とも思いましたが、フジファブリック、カリガリやプラスチックツリー、初音ミクからレディオヘッド、ゆらゆら帝国…etc

古今東西、様々なジャンル・時代のロックの名前が出てくる出てくる。

作者の本当にロックが好きな人だということが伝わります。

そんな本当にロックが好きな人が描く漫画だから刺さります。ロック好きはもちろん、ロックを知らない人にまで、刺さります。ぶっ刺さります。

ロックを好きな人はページをめくるたびに選曲のニクさや見開きで描かれる演奏シーンの格好良さに拳を握りしめて歓喜するし、知らない人はこれを機にきっとその曲を調べようとする。なんと、素晴らしいロックの教科書。

偏屈で傲慢で根暗でロックに全てを捧げた先輩不二美あきらと、愛すべき俺たち(読者目線キャラの主人公)真神たかしのボーイミーツボーイ物語。

2人が出会ったことで鳴り出す物語。

煌めくような日常(しかし少年たちはまだその輝きに気づいてはいない)、死ぬほど恥ずかしい瞬間、命が燃えるような感覚、自分が物語の主人公だという実感。

青春。エモい。なんて言えば薄っぺらに聞こえてしまうでしょうか。

でも少年たちが全力で命をかき鳴らしている姿に何も感じないなんて、そんなの嘘だ。

各所で指摘されているように、たしかに荒削りな絵ではありますが、そもそもロックって荒削りだったはずです。丸く収まってるなんてロックじゃねぇ。

そういう意味ではロックのもつ爆発力、焦燥感、疾走感を表すのに、これほどマッチする絵もないでしょう。

ロックが好きな人もまだ詳しくない人も同じように楽しめる、熱くなれる最新の青春音楽漫画です。

BECK<ベック>/ハロルド作石

「ホントに平凡な人生だった‥‥あの男に出会うまでは」
平凡な中学生・コユキこと田中幸雄は、退屈な日常を変えたいと願っていた。そんな彼が、天才ギタリスト・竜介と出会い、ギターに、そして音楽に目覚めてゆく‥‥。

講談社

アニメや映画化もされたロック漫画の金字塔<ベック>。

冴えない男子高校、コユキがある日“変な犬”ベックに出会うところから全ての物語がはじまる。

 

[登場人物]

田中 幸雄(たなか ゆきお) / コユキ
Vocal&Guitar
本作の主人公。どこにでもいる普通の男子中学生だったが、竜介と出会ったことにより音楽の世界へと一歩を踏み出す。世界最高峰のミュージシャンも認めるヴォーカリストとしての才能をもっている。

南 竜介 / Ray(みなみ りゅうすけ / レイ)
Guitar
ニューヨークから日本へと帰ってきた帰国子女のろくでなし男。
ギタリストとして非常に高いスキルを持つ。自由自在な演奏スタイル、感情を爆発させるようなエモーショナルなギターの音色は世界最高峰との声も。

千葉 恒美(ちば つねみ)
Vocal&MC
男気溢れる性格。
いわゆるロック畑出身ではなく、ラップなどのヒップホップが専売特許だったが、のちにロックとラップをミックスさせた千葉オリジナルの歌唱法を身につけ、世界にも通用する実力を手にする。

平 義行(たいら よしゆき)
Bass
メンバー最年長。
ファンキーなベースプレイはネイティブも認めるほどの腕前。その超絶技巧はアマプロ問わず多くの業界人から一目置かれている。演奏プレイのモデルはおそらくレッチリのフリー。カートコバーンを崇拝している。

桜井 裕志(さくらい ゆうじ) / サク
Drums
コユキの同級生。
いつも穏やかに微笑んでいる心の優しい少年。
コユキと並んでメンバーの中ではテクニカルな部分では見劣りがするが、伸び代はメンバーの中でも1番。

Mongolian Chop Squadのバンドメンバーをざっと羅列しましたが、改めて見るとよくこれだけのプレイヤーが一つのバンドに揃ったな、と。しかし現実世界であっても、得てしてこういったことは起こり得るものです。

極東の島国のちっぽけなロックバンドが、困難や思惑、音楽業界のしがらみや策略に踠き苦しみ傷つきながらも夢を追うことを諦めない物語。

世界最高峰のロックフェスティバルで、そのメインステージで、何十万人という人の前で演奏するという夢を諦めない物語。

ちなみに僕の個人的なイメージですが、

千葉が歌う曲=レッド・ホット・チリ・ペッパーズ+レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

コユキが歌う曲=オアシス

という、イメージです。

え、今タイピングして気づきましたが、レッチリ+レイジ+オアシスみたいなバンドってシャレにならないですね。そんなバンドが日本にいたら、いや世界中どこにいたって、最強に決まってる。

ロックの名盤をパロディした扉絵も見どころの一つです。

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