『スパイダーマン:スパイバース』あらすじ・感想【革新的映像表現で未来を切り開く傑作】 | The Bird's Nest Hair  
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『スパイダーマン:スパイバース』あらすじ・感想【革新的映像表現で未来を切り開く傑作】

あらゆる作品を、『スパイダーマン:スパイバース』以前/以後に分けてしまった世紀の傑作、『スパイダーマン:スパイバース』のあらすじと感想をまとめています。

FT

未来を切り開く世紀の映像表現と普遍的で深いテーマを、その目でお確かめください。

『スパイダーマン:スパイバース』の評価

『スパイダーマン:スパイバース』のレビュー
演出
(5.0)
音楽
(5.0)
ストーリー
(5.0)
キャスト
(3.0)
リピート
(5.0)
総合評価
(4.5)

一応3DCGアニメーションという枠にカテゴライズされている『スパイダーマン:スパイバース』ですが、もはやこれまでの既存ジャンルとは一線を画す全く新しい「なにか」。

映画、映像作品を、それ以前/それ以降に分ける革新的傑作です。

(革新的すぎるがゆえに)日本では映画ファンや批評家、評論家だけが話題にしている感があり、海外との温度差著しいですが、間違いなく歴史を変える傑作です。

『スパイダーマン:スパイバース』スタッフ&キャスト

スタッフ

『スパイダーマン:スパイバース』スタッフ
監督ボブ・ペルシケッティ/ピーター・ラムジー/ロドニー・ロスマン
脚本フィル・ロード/ロドニー・ロスマン
製作アヴィ・アラッド/フィル・ロード&クリストファー・ミラー/エイミー・パスカル
編集ロバート・フィッシャーJr.
音楽ダニエル・ペンバートン

監督:ボブ・ペルシケッティ/ピーター・ラムジー/ロドニー・ロスマン

開始数分間の導入部分ですでに、並の映画1本分の見ごたえ。

とにかく、カット数からして尋常ではありません。普通ならクライマックスシーンで割かれるはずのカット数の映像。それが冒頭からラストまでノンストップで続きます。

途方もない手間、恐ろしいほどの労力と時間、そして、圧倒的な才能が費やされているはずです。

監督を3人制にすることでしか成立しなかったのでしょう。それほど驚異的な映像表現です。

『スパイダーマン:スパイバース』キャスト

『スパイダーマン:スパイバース』キャスト
マイルス・モラレス / スパイダーマンシャメイク・ムーア(小野賢章)
ピーター・B・パーカー / スパイダーマンジェイク・ジョンソン(宮野真守)
グウェン・ステイシー / スパイダーグウェンヘイリー・スタインフェルド(悠木碧)
ピーター・パーカー / スパイダーマン・ノワールニコラス・ケイジ(大塚明夫)
ピーター・ポーカー / スパイダー・ハム
ジョン・ムレイニー(吉野裕行)
ピーター・パーカー / スパイダーマンクリス・パイン(中村悠一)
ペニー・パーカーキミコ・グレン(高橋李依)
ウィルソン・フィスク / キングピンリーヴ・シュレイバー(玄田哲章)

よくある「宣伝の一環で素人有名人を起用したなんちゃって吹替」ではないので、日本語でも安心して鑑賞できます。

はやり、その道のプロである声優の方々が声(心)をあてた吹替が、僕は大好きです。


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『スパイダーマン:スパイバース』あらすじ

ピーター・パーカーは死んだ。

親愛なる隣人はもういない。

ヒーロー不在に陥ったニューヨーク。

誰もが彼の死を悲しんだ。

ピーター・パーカーは死んだ。

しかし、それは、ある一つの世界での出来事。

時空の裂け目に導かれ、別の世界からやってきたスパイダーマン(スパイダーウーマン)たちが、続々とブルックリンに集う。

全ては、悪の親玉キングピンをを倒して世界の平和を守るため。

スパイダーマンの力が覚醒したばかりの少年、マイルス・モラルスは、多次元からやってきたスパイダーマンたちと協力して、巨悪に立ち向かう。

『スパイダーマン:スパイバース』感想

『スパイダーマン:スパイバース』は、世界の映画界において、重要なターニングポイントをもたらしました。かつて、ピクサーが『トイストーリー』を作った時と同程度と言ってもいいと思います。

それほどの革新性、未来を切り開く力がこの作品にはあります。

①:未来を切り開く革新性

全てが新しい、誰もがやりたくてもできなかったことを、この作品は全編通してやりきっています。

コミックバース(漫画世界)を、そのまま映像化したような作品。

動く擬音、従来のストップモーションアニメの技法、ジャパニメーション的なエッセンス、随所に登場するリアルなグラフィティ(壁などに描かれた落書き)…

例えをあげるとキリがありませんが、これまで人類が見て、聞いて、体験してきたあらゆるサブカルチャーが、マルチバースとして一つの作品に、映像に、正しくゆるぎなく紐づいている奇跡。

②:何者でもなくてもヒーローになれる

『スパイダーマン:スパイバース』は、「何者でもなくてもヒーローになれる」というテーマが描かれた作品だと思います。

作品の冒頭で、主人公の少年マイルス・モラルスは、ピーター・パーカーからヒーローになることを託されます。

昨日まで落ちこぼれだった普通の少年が、スパイダーマンからスパイダーマンを託されるのです。

しかも、マイルスは「ヒーローとしての在り方」を教えられることなく、ぶっつけ本番でヒーローとしての困難に立ち向かうことになっていく。

何者もない少年が、ヒーローになっていく姿が描かれます。

そして、悩むマイルスの前に現れるのは、彼と同じような悩みをもったマルチバース(別世界)のスパイダーマンたち。

マイルスは、彼らとともに「ヒーローとしての在り方」を模索していくわけですが、この辺りのストーリーラインが本当に絶妙で、素晴らしいとしか言いようがありません。

『スパイダーマン:スパイバース』を鑑賞して思い出したのが、星野源の『ドラえもん』(2018)という曲。

歌詞の一節には、以下のような言葉が並びます。

だから
ここにおいでよ
一緒に冒険しよう
何者でもなくても
世界を救おう
いつか
時が流れて
必ず辿り着くから
君に会えるよ

『ドラえもん』は、もちろん、星野源がドラえもんという国民的アニメーションに対して書き下ろした楽曲ですが、本作のテーマにもはっきりとリンクします。

今、世界が求めているものは、「何者でなくてもヒーローになれる」というメッセージなのではないでしょうか?

③:一人だけど独りじゃない

ラストが本当に最高で、マイルス以外の悩めるヒーローたちは、それぞれ、自分たちの元いた世界へと帰っていきます。

別れの寂しさ、全ては解決しない悩みをそれぞれ胸に抱えながらも「自分以外にも、自分のような存在が他にもいたんだ」という、たしかな絆で結ばれたまま、物語はエンディングを迎えるわけですが、この流れが物語として本当に素晴らしいし、同時に、現実世界のメタファーにもなっています。

映画を観終わるころには、僕もあなたも、「自分と同じようなヒーローファン」が、この世界には大勢いる。ということに気づくわけです。

たしかに、映画もコミックも…、あらゆるサブカルチャーは、基本的には1人で楽しむものですが、でも「僕は、私は、たった独りでアメコミを楽しんでるわけじゃなかった。一人だけど独りじゃなかった」と、いうことを表している素晴らしいラストです。

あとがき

今後登場する全ての作品を、『スパイダーマン:スパイバース』以後にしてしまった、あらゆる作品を、『スパイダーマン:スパイバース』以前/以後に分けてしまった世紀の傑作。

FT

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