「おすすめの映画を教えて」に対する僕の答え、10本の名作。(オールジャンル) | The Bird's Nest Hair  

「おすすめの映画を教えて」に対する僕の答え、10本の名作。(オールジャンル)

「趣味は映画鑑賞です。」

などと飲みの席でぽろりと公言してしまうと、次のような会話イベントが定期的に発生する。

「へぇ!映画好きなんですか!おすすめの映画教えてくださいよ」

しまった…。


変にマニアックぶってツウぶりたくもないし、というか、むしろそこまで映画ツウの自信もない。ただ映画が好きなだけです、僕は。
相手の趣味嗜好を把握しているわけでもないから、なるべく当たり障りのない、しかしそれでいて間違いなく面白い作品でなければならない。

難しい…。


そう、難しいんです。この手の質問に的確に答えるのは。

例えば、間違っても現在上映中の『ジョーカー』とか、もう間違いなく歴史的大傑作ではあるけれど、絶対に薦めてはいけない。(鑑賞された方は、この意味がわかると思います。)

同様に、僕はクエンティン・タランティーノの作品が大好きですが、彼の作品もまた人に薦めるべきではないよなぁと、脳内で待ったがかかる。タランティーノ作品は、合わない人には本当に合わないし、そもそもヴァイオレンス描写が苦手な人は、ひたすら不快なはず。

では、マーベルユニバースの作品はどうか?これも悩みどころですが、やはりこういった場合に薦めるべきではない、というのが僕の答えです。ユニバース作品の中の1作を薦めるというのは、例えるならONE PIECE未読の人に、「空島編めちゃくちゃ面白いからここだけでも読んでみて!」といって、単行本24巻〜32巻を貸すことと同義だと思います。


「おすすめの映画を教えてください」

おそらく自分が無理難題を言っていることに、この人は全く気付いていない。だからこそタチが悪い。(失礼)

この手の質問に対する回答には、色んな攻略法があると思います。僕は、以下の4つに当てはまる作品を薦めることにしています。

①老若男女問わず万人にウケが良さそうで、②主演俳優や監督が知名度の高い人物、③(シリーズものであったとしても)その作品単体でも100%面白く、④そして、自分も心から大好きな作品

以上に当てはまる作品を常に10は持ち札にしています。そして、10の手札を小出しにしながら相手の出方を伺う、というのが僕の基本戦術です。


と、いうわけで「おすすめの映画教えてください」に対する僕の手札が、以下の10本です。

先の4つの項目に当てはまる作品となれば言わずと知れた名作・大作になるので、所謂「映画鑑賞が趣味の人」はほぼ全てご覧になっていることと思いますが…。

*順番に意味はありません。

「おすすめの映画教えて」に対する答え、10の映画

①:インターステラー

(C)2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

クリストファー・ノーラン作品はどれも大好きで、彼のことは名作製造マシーンだと思っているのですが、一番好きな作品は、この「インターステラー」か「ダークナイト」です。

ただ、ダークナイトに関しては、「好きな映画は何ですか?」と聞かれて「ダークナイトです」と答えることはあっても、「おすすめの作品は何ですか?」と聞かれて「ダークナイトです」とは答えません。

「インターステラー」を一言で表すなら、”SFの皮をかぶった人間賛歌”です。

父と娘の絆が文字通り場所を超え、時を超え、時空を超える描写、点と点が一つ線になり、決して切れない糸になる描写がとにかく素晴らしい。極端にCGを嫌うことで有名なノーランがそれでも描きたかった宇宙モノ、これは本当に面白いですよ。

②:バック・トゥー・ザ・フューチャー

Universal/Photofest/MediaVastJapan

面白い作品は堂々と面白いと言います。ベタだろうと王道だろうと面白いものは面白い、それは誰にも否定できません。

3部作ですが、1作目だけ観ても十分面白いです。

今あるエンタメ大作映画が、いかにこの作品から影響を受けているのかよくがわかります。

エンターテインメント作品の古典的作品でありながら今なお最高峰って感じで、これこそまさに老若男女 全世界の人々が笑顔で楽しめる「映画」ですね。

あと、個人的に僕はロックン・ロールが大好きでして、マイケル・J・フォックス演じるマーティがチャックベリーの「Johnny B. Goode」を演奏するシーン、あのシーンは何度観ても最高です。

③:スタンド・バイ・ミー

写真:Photofest/AFLO

夏の終わりに絶対に観る名作。

ベン・E・キングの同名曲があまりに有名過ぎて、逆に映画は観たことないパターンの人が結構多いので、よくお薦めする作品です。

ストーリーは、言ってみれば田舎町に住む少年4人が死体を探しに行くだけのただのそれだけの話しで、別に凄いドラマが起こるわけでもないんですが、それが逆に胸にくるんですよね。

僕たちは少年時代をつい美化しがちですが、よくよく考えてみれば、それほど毎日が面白かったわけでもないし、特別な出来事もそんなにありませんでしたよね。

ただ、ちょっとした出来事を特別なことにように楽しめていただけ。

そんなことを思いださせてくれ、そして、僕たちは決して子供に戻ることは出来ない、あの頃の気持ちにはもうなれないとことを痛感させられる、という映画です。

悲しいくはない、ただちょっと切ないだけ。

ちなみに、今作に出演している故・リヴァー・フェニックスは、現在公開中の「ジョーカー」ホアキン・フェニックスの実兄です。

④:陽だまりの彼女

(C)2013「陽だまりの彼女」製作委員会

このあたりで邦画を1本。これ本当にめちゃくちゃ大好きな作品で、松本潤・上野樹里ダブル主演ということで類型的なティーン向け恋愛映画作品としての性格ももちろんあるんですけど、全編通しての光の効いた演出や映像が本当に心地よくて、まさにタイトル通りの映画なんですよ。

あと、主題歌がビーチボーイズの「Wouldn’t It Be Nice(素敵じゃないか)」というところも最高で、名曲をとってつけたように”取りあえず主題歌にしました”というわけではなくて、ちゃんと意味がある起用になっていいます。

「恋愛系が好き」が好きという方、女性の方には必ずこの作品を挙げています。
まぁ女性から「おすすめの映画教えてください」と聞かれることもあまりありませんが…。

⑤:ホーホケキョ となりの山田くん

cinemacafe

「ジブリ映画で一番好きな作品は何ですか?」と、聞かれればその時々で答えは変わりますが、「ジブリで一番よく観た作品は何ですか?」と聞かれれば、いつだって答えは同じです。

間違いなく『ホーホケキョ となりの山田くん』です。

故・高畑監督がこの世に遺してくれた大名作で、僕は隙あればこの作品の布教活動に勤しんでいます。

全編にわたっての水彩画ようなタッチは後の「かぐや姫」に通じるところがありますが、もっと気軽に、もっと肩の力を抜いて、まったり楽しめる娯楽作品です。

決して説教クサくはないけど、でも、「人生で一番大事なことを教えてくれる」そんな名作です。

⑥:モーレツ!オトナ帝国の逆襲

映画.COM

人生で好きな映画トップ3に入る、大大大好きな作品です。もう何度観たことか分かりません。ビデオテープは文字通り擦り切れるほど観ましたし、大人になってBlu-rayで買い直してからも多分3ヵ月に1回は観ていると思います。

観たことないという人には必ず(食い気味で)薦めますし、観たことある人とは朝まででも語り合いたいです。

「オトナ帝国」の監督は原恵一というアニメーターです。原恵一によるしんちゃんの映画作品は全て最高で全部で6本あります。

・「暗黒タマタマ大追跡」

・「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」

・「爆発!温泉わくわく大決戦」

・「嵐を呼ぶジャングル!!」

・「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」

・「アッパレ!戦国大合戦」

しんちゃん映画の最高峰と言えば『戦国~』で間違い無いと思いますが、僕はやっぱり『オトナ帝国』の方が好きなんですよね。理由としては、『戦国~』にはもう隙がないんですよ、全く。完璧。100%。完成されているんです。

でも『オトナ帝国』はそうじゃない。少し不完全。完成形のギリギリ一歩手前みたいな。99.9%の歪さ、不完全の美、そういうところに無性に惹かれるんです。

あとはもう野原ひろしの回想シーンですよね。あの3分間。観たことない人はあそこだけでも観てほしい。

あのシーンは日本の映画史にも刻まれる最高のシーンだと思います。

⑦:フェイク

BRIANHAMILL/MANDALAYENTERTAINMENT/BALTIMOREPICTURES/TheKobalCollection/WireImage.com

ジョニー・デップ主演作で一番好きな作品を挙げるならこの『フェイク』か、パイレーツシリーズの第1作目です。

この作品はジョニー・デップ主演にも関わらず意外と認知度の低い作品ですが、間違いなく名作です。

FBI捜査官が巨大マフィア組織に潜入し捜査するという史実を基にした映画ですが、過度なヴァイオレンス描写や派手なアクションシーンはなく、全編にわたって描かれるのは、男同士の骨太な友情といういぶし銀の渋い映画です。

特にラストシーン、アル・パチーノ演じるレフティがデップ演じるドニーにかけるたった一言、あの一言がもうとにかく最高です。

そして、所謂”コスプレ”をしていないジョニー・デップの格好良さは、他の追随を許しませんね。

⑧:ウルフ・オブ・ウォール・ストリート

(C)2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

スコセッシの作品が大好きでして、彼の作品をどうしても薦めたいときにはこの作品を挙げています。

『タクシードライバー』や『レイジングブル』『キングオブコメディ』辺りは普段映画見慣れていない人には薦めにくいし、『ギャング・オブ・ニューヨーク』や『ディパーテッド』は過激な描写があるしなぁ…ということで、この作品です。(違う意味で過激な描写はありますが)

ただ、消去法的に挙げるというわけではなくて、単純に面白いし、最高にハイになれる作品だと思ってお薦めしてます。特に男性の方は、この作品を気に入る人が多いと思います。

なんだろうなぁ…ディカプリオ演じる主人公の詐欺師はマジでクソ野郎で胸糞悪いんですけど、そいつに無意識的に憧れてしまっている自分がいるんですよね。

人間が抱える悪や闇とまでは言わないまでも、”強い欲求”や”傲慢さ”みたいなものをストレートに爆発させながら、周りの迷惑を顧みずに突き進む自己中心的なクソ野郎に軽蔑しつつ、しかし同時に(自分は絶対にできないことだからこそ)惹かれてしまう、みたいな。

映画を”現実から逃れるためのツール”として考えるなら、これほどうってつけな作品はないですよ。トリップできます。

⑨:ボヘミアン・ラプソディ

(C)2018 Twentieth Century Fox

2018年最大の話題作になった『ボヘミアン・ラプソディ』。僕もハマりにハマって6回観に来ました。見事アカデミー賞を獲得した主演ラミ・マレックのなりきり演技は言わずもがなですが、やはりラストの23分間、あそこがもう本当に素晴らしい。何度観ても涙どばどば鼻水じゅるじゅるになってしまいますね。

このシーンを完成させるために、一体どれほどの人の技術と才能と努力が集結したんだろう…
素晴らしいシーンを観ると必ず考えてしまうことですが、この作品のラストシーンは特にそう思いますね。

あとロック好きな人にもお薦めしやすいですね。洋邦問わず「ロックが好き」というならば、クイーンは義務教育ですからね。

⑩:エクスペンダブルズ2

(C)2012 Barney’s Christmas, Inc.

とにかく難しい事は一切抜きにして何も考えず頭を空っぽにして観れる作品です。こういう作品本当に大好きです。正直、シュワちゃんとかスタローンの筋肉全盛期を僕はリアルタイムで知りませんが、この作品だけで十分です。

コース料理で表すなら、「前菜が肉!で、メインも肉!、そしてデザートも肉!」みたいな感じの映画です。「!」が重要です。画面のどこを見渡してもスーパースターと銃と爆炎しかありません。

ややヴァイオレンス描写もあるんですけど「そんなわけあるかい!」って感じで逆に笑えます。

3作ありますが、ストーリーが連続しているわけでもなく、正直ほぼあってないようなものなので、どれを観ても100%楽しめると思います。個人的には2が一番好きです。

ただ、(1~2作でメガホンをとったスタローンが3作目では監督を降りているので)3作目だけはやや毛色が異なります。

あとがき

エンタメ、SF、アクション、恋愛、アニメ、ヒューマンドラマ、ノンフィクション系、伝記系…

自分が好きな作品、尚且つ人にお薦めしやすい作品をオールジャンル揃えた手札です。

作品自体の知名度も高く、出演者・監督も世界最高峰、全て自信を持ってお薦めできる作品なので、もし未見のものがあれば是非!最高の映画体験をお約束します。

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