The Libertines<ザ・リバティーンズ>=史上最高のロックバンド

ぼくは、ロックバンド=ロマンだと思ってます。

聴いた瞬間ここではないどこかまでつれていってくれるような高揚感、まるで小説のようなバンドストーリー。ロックンロールバンドだけに許された特別なグルーヴ。漫画から飛び出できたようなイカしたルックス。
それら全てを兼ね備えたバンド、ザ・リバティーンズ

このブログでも度々登場しているリバティーンズ。最も好きなロックバンド、リバティーンズ。かれらについて書こうと思ったのですが、このバンドの説明できないカッコよさ、魅力を文字に起こすのがめっちゃ大変でした。


スポンサーリンク

The Libertines(ザ・リバティーンズ)とは?

img_0001

ガレージロック・リバイバル・ムーブメントにおけるバンドの1つ。バンドの中心人物は、作詞・作曲を共同で行っていたカール・バラーとピート・ドハーティ。当初は目立った成功を収められずにいたが、2000年代前半から次第に注目を集め、ついにはイギリスチャートでアルバム1位、シングル2位を獲得するバンドとなった。2004年12月にリリースされた2ndアルバム『リバティーンズ革命』は、NMEの年間ベストアルバムで2位に選ばれた。

Wikipedia引用

イギリス、ロンドン出身のロックバンド、リバティーンズ。イギリスの国民的ロックヒーローです。かれらの音楽を聴くとうぉー!ロンドンっぽいって感じると思います。(ぼくはロンドン行ったことないけど)

The Libertines(ザ・リバティーンズ)のメンバー

Pete Doherty(ピート・ドハーティ)

6976103441_edecf298bd_b-1

破天荒という言葉がこれほど似合う男もそういない。やる事なす事とにかく無茶苦茶。でもそれも全て魅力に変えてしまう生粋のロックスター。童顔なのに身長は190cm超え。そしてこのルックスで抜群のファッションセンスの持ち主。
リバティーンズの中心メンバーの1人。
相棒カールとともにリバティーンズの作詞作曲を行う。ギターボーカル担当。

その他、ソロやBabyshambles(ベイビーシャンブルズ)でも活動。


ピートドハーティの新作ソロアルバム『Hamburg Demonstrations』が楽しみすぎる
リバティーンズのピートドハーティが12月2日(金)に遂に新作をリリースする。 その名も『Hamburg Demonstrati...

Carl Barât(カール・バラー)

img-carl-barat_164518449749

リバティーンズのもう一人の中心メンバー。ナルシストのカッコつけマン。実際超イケメン。このルックスは反則。ぼくはちなみにカール派(ビートルズのジョンorポール派と同じでリバティーンズはピートorカール派に分かれる)
相棒ピートともにリバティーンズの作詞作曲、ギターボーカル担当。

DirtyPrettyThings(ダーティプリティシングス)[すでに解散]や、TheJackals(ザ・ジャッカルズ)でも活動。


John Hassall(ジョン・ハッサール)

9

地味だけどよく見たらカッコいいベーシスト。
リバティーンズ以外で活動しているバンドらYetiもカッコいい。今秋新たに組んだバンド、The April Rainersもビートルズっぽさ全開で最高。


Gary Powell(ゲイリー・パウエル)

lll18

黒人ドラマー。1人だけズバ抜けた演奏テクニック。この人がいなければリバティーンズの演奏は成立しない。ピートとカールのむちゃくちゃな演奏をこの人が何とか繋ぎ止めている感じ。演奏的にもキャラ的にもこの人がいなければ空中分解待った無し。
よくART comes firstというブランドの服を着ている。

『ART COMES FIRST(アートカムズファースト)』というロンドンブランドをあなたは知っているか?
あなたはご存じだろうか? 『ART COMES FIRST(アートカムズファースト)』というロンドンブランドを。 す...

The Libertines(ザ・リバティーンズ)の作品

Up The Bracket(リバティーンズ宣言)

リバティーンズの記念すべきファーストアルバム。意味は一発かます。
もうね、最高。これがロックンロール。これこそがロックンロールなんです。
ロンドンって街をそのまま詰め込んだかのようなアルバム。ロンドン行ったことないけど、聴くたびにロンドンっぽいと思うし、自分の中のロンドン像が姿を表します。つまりこれ作り手のバックボーンというか作り手自身の生い立ちとか影響を受けてきたものとか、思想とか全部が透けて見えるんですよね。そういう音楽こそ信用できる。

ごちゃごちゃ説明はしません聴いてくださいお願いします。

なんで激しさと美しさこのアルバムはこんなにも美しいんだろうな?刹那の輝きと壊れゆくものへ感じる美しいという気持ち
正直むちゃくちゃです。何がってもうすべてが。むちゃくちゃなんです、全部。音程外しまくりのギターとボーカル、下手すりゃデモ音源レベルの音質。

The Libertines(リバティーンズ革命)

このアルバムを持ってリバティーンズは一時終焉を迎えることになります。青春の終わり、夢の終わりあらゆるものに絶望し諦めた。つまりバンドは敗北し失敗した。でもそれが残酷なまでに素晴らしく美しい。
リバティーンズのアルバムはまさにアルバムです。そのときそのときのバンドの様子を克明に記録した報告書のような作品です。壊れゆくバンドの様子が生々しく焼き付けられています。だからこその名盤。
演奏的にはとりあえずこれも超絶下手くそです。薬でラリった男が無意識的にギターを掻きむしっている、そんな音が聴こえてきます。
下手くそな演奏で、なんでこんなにも泣きそうになるんだろう。理解不能解析不能のカッコよさ。

Anthems for Doomed Youth(リバティーンズ再臨)

11年ぶり奇跡の復活。夢を諦め一度は壊れてしまったバンド、リバティーンズ3の枚目のアルバム。正直期待してたより良い。が、過去2作の歴史的名盤には勝てない。というのが、国外・国内問わずの評価です。確かにその通りかもしれない、出来的には過去2作は超えられないかもしれない。
でもそんなこと言ったら今のこの2010年代を生きる10代、20代のクソッタレどもはどうなんのって話で、今を生きる若きクソッタレどもにはこのアルバムこそが1番だと断言できます。少なくともぼくにはそう。それだけリバティーンズというロックバンドの新作にリアルタイムで出会えたという意味は本当に本当に大きい。

これまでリバティーンズはずっと最高であり続けてきたし、これからもずっと最高であり続けるに違いない。このアルバムは、それを確信させるに十分足るものだ。

The Libertines(ザ・リバティーンズ)の名曲

Don’t Look Back Into The Sun


2000代ロックを代表するクソッタレのクソッタレによるクソッタレのための最強アンセム。
何も言いません聴いてください。

1つウンチクを語るとするなら、リバティーンズのシングルには大きく分けて2つあります。1つ目がクラッシュのミックジョーンズ版。録りざらしのような、生々しいドキュメンタリーのような、リバティーンズのリアルが封じ込められています。そして2つ目のバーナードバトラー版は、もう世に出た瞬間からアンセムになることを運命付けられているかのような、誰が聴いても一撃KOのガレージロック。ちなみに貼っているのはバーナードバトラー版。

Can’t Stand Me Now


リバティーンズ史上最もポップなナンバー。アウトロから始まり徐々にアガっていく曲構成。カールからピートへ、ピートからカールへ、目まぐるしく歌い繋がれるボーカル。互いを愛し合うリリックの応酬。黄金のメロディ。リバティーンズだけがもつ特別感。

Time For Heroes


これはもうなんといってもカールバラーのギターソロ。これを本当に聴いてほしい。何回聞いたってロマンチックで涙が出そうになる。スウィートでノスタルジックなメロディ。
『ベースボールキャップをかぶったイギリス人ほど惨めなものはない』というとんでもなく過激な一節もあります。イギリス労働者階級の煮えたぎる怒りをぶちまけた名曲。

Up The Bracket


ピートの雄叫びから始まるので、初めて聴く人はビクッとなるかもしれません。圧倒的なエネルギーと才能に満ち溢れた名曲。ツインギターの絶妙なアンバランス感。
一歩踏み外せば音を立てて崩れ落ちてしまいそうなギリギリ感。そして1stアルバムでしか体現できない若気の至り感。最高です。

Fame and Fortune


リバティーンズ再臨に収録されている現代のリバティーンズが詰まった1曲。これはCD音源より是非ライブ音源を聴いてほしいです。(まぁリバティーンズの曲は全部そうですが)
この曲は特にライブ音源で聴いてほしいです。

The Libertines(ザ・リバティーンズ)の魅力

リバティーンズの音楽性(ドハーティ&バラーが紡ぐ極上のメロディと詞)

Carl Barat and Pete Doherty of The Libertines performing at the Leeds Festival, in Bramham Park in West Yorkshire. Picture date: 27 August 2010. M Crossick/EMPICS

リバティーンズの良さは曲にあり、歌詞にあります。ロンドンの情景、空気をそのまま真空パックに詰め込んだかのようなメロディはどこか物悲しくて切なくて、そしてこの上なくロマンチックです。

日本人の感覚と似たところがあるのかもしれません。叙情的というか…。散りゆく花火や、空に打ち上がった一瞬の花火を見て、綺麗。でも、なんか切ない…と、思う『あの感覚』。リバティーンズの曲には『あの感覚』が山盛り含まれてます。
そして歌詞。ピートとカールの違いを罵り合い、愛し合う歌詞。ロンドンの労働者階級の日常を歌った歌詞。今も多くの若者の心を掴んで離さない歌詞。

「オアシスが公営団地に住んでるやつらがその痛みを歌う音楽なら、リバティーンズは団地の裏のごみ箱で今日が何日か思い出そうとしてるやつらの音楽だよ。」

ピート・ドハーティ

リバティーンズのバンドストーリー(ピートとカールの関係性)

この本に全部書いてあることなのですが、リバティーンズを語る上で外せないのがこのバンドのストーリー。カッコいいロックバンドにはカッコいいバンドストーリーが付き物です。でもリバティーンズほどぶっ飛んだバンドストーリーを持っているバンドはそうはいないです。
もうね、書ききれないんですよ。それこそ書いたら本1冊分くらいの分量になります。(そうして出来上がったのが上の本)

有名なエピソードを1つだけ。

2003年、度重なるドラッグ問題でバンドのヨーロッパツアー、そして日本でのフジロック出演での来日をドロップアウトしたピート。バンドが祖国を離れている際に、ピートは相方カールの家に侵入(と、いうよりドアを蹴破り乱入)、機材を盗んで逮捕されてしまいます。

バンドの活動について知らされていなかったピートは「なんで僕のことを無視するんだ…!」と、カールに訴えたかったそうです。もうドラッグでぐちゃぐちゃになってたんだろうなー…。
住居侵入罪で実刑を受けるピート。もうカールとは元には戻れない。そう発言したそうです。

今までもドラッグ問題でカールに迷惑をかけてきたピート。今度こそはもうダメだと思ったそうです。

しかし、
刑期を終えて出所するピートを出迎えるある人物が…。冬の寒い朝、1人でピートドハーティの出所を待ち続けたその人物は、

そう、

カールバラーだったのです。

2人は抱き合うながら涙を流したそうです。

どうですか、もう映画でしょう?
こんなストーリーが他にもいくつもあります。

血よりも深い情で結ばれたピートとカールの関係。
薬に走るピートとそれを引き戻そうとするカール。すれ違い、文字通りボロボロになる2人。
ピートとカールの愛憎劇はそこらへんの映画よりすごいです。

愛情、友情、この世界にあるあらゆる情を全てひっくるめた関係、それがピートとカールの関係です。

リバティーンズのルックス(世界中に影響を与えたファッション)

d3ac84dac5b3961ece77d60ee773543e

libertines

ロックンロールバンドは99%見た目

もうほんとに常々思ってることですが、ロックバンドはやっぱり見た目がカッコよくないとダメです!(言い切り)
リバティーンズのファッションは、あのエディスリマンをも虜にしたというのは有名な話。

エディ・スリマン(Hedi Slimane, 1968年7月5日- )は、フランス出身のファッションデザイナー。20世紀終盤頃から21世紀初頭にかけてのファッションブランド「イヴ・サン=ローラン」および「ディオール・オム」のクリエイティブディレクターとしての活動が最も広く知られている。
「少年性」と「ロック」をテーマにした繊細な作品群は熱狂的なファンを多く持つ。
ザ・リバティーンズのピート・ドハーティに熱狂し、自身が撮影した写真集まで出している。

Wikipedia引用

エディスリマンが2005に発表したディオールオムのコレクションは、メンズファッション史を大きく変えました。
そしてこのコレクションは全編が主にリバティーンズのオマージュというかトリビュートです。ロックをテーマにした当時のエディスリマンの集大成的コレクション。

リバティーンズはファッション界にも多大な影響を与えたバンドなんです。

まとめ


Q.で、結局リバティーンズって何がいいのよ?

A.ルックス、バンドの物語、曲、歌詞、およそロックンロールに求められるもの全てが兼ね備えられていたバンドがリバティーンズです。

もっと遠くへ、もっと高みへ、彼らが思う理想郷へ進めるはずだったのに、道すがら自分たちで沈んでしまった失敗のバンド、リバティーンズ。
しかし今、10年以上の時を経て、もう理想郷はないと知りながら、傷つきながらも歌うことをやめないバンド、リバティーンズ。

これがロックンロール。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ
deepriverman.com