「2016年 年間ベストアルバム25(人生中途半端男による)」 【洋楽・邦楽ごちゃまぜ】

2016年も残すところあと10日。今年もたくさんの素晴らしい音楽に出会うことができました。
思えばデヴィッドボウイの訃報ではじまった2016年。「何かある。今年は特別だ。」ボウイの死は、世界中をそう思わせるには十分過ぎるほどでした。
そしてその思いは現実に、大物アーティストから期待の新星まで大豊作で溢れに溢れかえった2016年。

そんな2016年の1つの年間ベストアルバムランキング(ぼくなんかが素晴らしい作品たちをランキング化するなんておこがましい話です)

洋楽・邦楽問わずあくまで主観、個人的に思い入れの強い作品ランキングです。

まぁヒマつぶし程度に楽しんでくださいな!

タクヲの2016年 ベストアルバム トップ25~11

25.Suede『Night Thoughts』


再結成2作目の作品。

生と死、喜びや悲しみ、出会いと別れ、相反しつつ実は隣り合わせのもの。普遍的なもの。をテーマにしたコンセプトアルバムというのが、とてもこのバンドらしいです。

ダークで美しい曲が多いですが、一方でとてもどキャッチーでポップな曲が多いのも事実。味わい深さと即効性を併せ持った名盤。

リバティーンズの映画を製作したことでも知られるロジャー・サージェントのMVがより作品を昇華しています。

24.Alexandros『EXIST』


何が何でも売れてやる!って想いが詰まってることがビシビシ伝わってくる。この姿勢こそアレキサンドロスがアレキサンドロス所以で1番かっこいい部分だとおもうんです。全曲シングルカットできそうな勢いですが、おすすめ曲は。これからもっとビッグに成ってほしい。

23.きのこ帝国『愛のゆくえ』


今年は優れた、いや、“優れ過ぎた”映画主題歌がたくさん産み出された年だと思います。この作品の表題曲、「愛のゆくえ」もそんな“優れ過ぎた”曲たちの1つです。湯を沸かすほどの熱い愛…よかった。この曲が主題歌でよかった。映画にそっと寄り添う優しくも力強い名曲。もちろんほかの収録曲も素敵です。

 22.ザ50回転ズ『50回転ズのギャー!!+15』


たとえば地元の同級生に久しぶりに会って、そこに流れる空気感が昔と全く変わらないものだったらなんか安心しませんか?
これはそんな作品です。かれらが10年前にリリースしたデビューアルバムの再録版。勿論スキルは格段にパワーアップしてる。でもこの作品に流れる空気感は昔と変わらないままで、あー、やっぱ50回転ズえぇなーと感じる。

 21.シャムキャッツ『君の町にも雨は降るのかい?』


アルバムというか5曲入りのミニアルバムなです。どこかの音楽サイトでは6/10点という中々にシビアな点数をつけられていた今作ですが、個人的にとても愛おしい作品なのです。とにかく全5曲まとまりが無い。決まったテーマやコンセプトも感じられず、ただ出来た曲を詰め込んだだけ。という、印象。
何がしたいかわからないアンバランスさ、どんなときにもすっと入り込んできます。

20.RADWIMPS『君の名は。』


敢えてのこちら。もちろんかれの最新アルバム「人間開花」も素晴らしい。でも、こっち。2016年、かれらがこれほど素晴らしい映画音楽を作り上げたその意味は、たぶんものすごく大きいです。あと、単純に個人的な思い入れも強いです。目を閉じてこの作品を聴くと「君の名は。」の名場面が一瞬にして脳内いっぱいに広がります。この作品には、そんな再生装置的役割もあります。こんなに素晴らしい映画音楽を作ってくれてありがとう。

19.PRIMAL SCREAM『CHAOSMOSIS』


プライマルスクリームといえばどうしても超名盤「スクリーマデリカ」と比べられますが、でもやっぱり名盤は時代とともにあるもので、「スクリーマデリカ」はあの時代に産み落とされたからこその名盤です。そういう意味ではこのアルバムも立派な名盤です。音楽でもファッションでも80sや90sリバイバルの流れが全盛の現代、リアルタイムでその時代を駆け抜けたバンドが、2010年代の視点から当時を振り返って本気出して作った、そんな作品です。今だからこその作品。あとポップで聴きやすいというのもとても魅力的。

18.perfume『COSIMIC EXPLORER』


前作のレベル3とは打って変わってものすごくポップなアルバム。前作のようなバキバキでノれるサウンド、革新的でエッヂの効いた作品ではないことは明白で、その点で物足りないというのも確かに同意します。でもこれは今までのどの作品よりもPerfumeらしい作品だと思います。普遍的なメロディの上を、家族よりも深い絆で繋がった3人が一矢違わないダンスで魅せる、そんなPerfumeというグループの原点に立ち戻ったかのような作品です。間違いなく世界レベルで通用する作品。

その証拠にローリングストーンス誌が選ぶ2016年の年間ベストポップアルバムトップ20に、なんと16位でランクインしています。これはすごい…。

17.savages『life』


ガッツリぶっ飛ばされます。もうジャケットの通りです。思いっきりゲンコツくらって目から星が飛び散るような衝撃。
最近のロックは生ぬるい、ガツンとしたのがほしいと思っているそこのあなた、いいのありますよ?

16.Catfish&the Bottlemen『Ride』


イギリス、ウェールズ出身のロックバンド、

UKロックの美味しいところだけを詰めこました!みたいな作品です。とにかくシンプルにカッコいい曲が次から次に連打されます。

UKロックファンには間違いのない作品。そしてこのバンドのやはりルックス、いかにもUKロックバンド然としたファッションと雰囲気。最高です。

15.THE1975『I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful Yet So Unaware of It』

君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。」冗談みたいに長いタイトル。勿論これも狙ってのこと。とことん打算的でとことんかっこいい、イギリス マンチェスター出身者のバンド、the 1975。元々マイケルジャクソンが好きだというフロントマンのマシュー・ヒーリー。そ今作はそのことがうかがえるような、打ち込みが多用されていてビート感に重きを置いたR&B色の強い作品です。そのビートの上に前作からつながるキラキラとしたメロディが乗っかるんだから、そりゃポップで素晴らしいアルバムになります。
R&B×ロックという一つの音楽的発明。

14.ANOHNI『HOPELSESSNESS』


各音楽誌、音楽サイトでは、今年1番の名盤との呼び声も高いこの作品。もうほんとにその通りで素晴らしい作品なんですが、ぼくの音楽的見地や知識ではこの作品を語りきれない、多分この作品の本当の良さを分かりきっていない、と思ってのこの順位です。

 13.おとぎ話『ISLAY』


遂におとぎ話がおとぎ話を爆発させた、そんな作品。これはもうおとぎ話という1つのジャンルです。彼ら以外では有り得ない。そして、そんな作品に通算8枚目のアルバムでようやく辿り着いた。と、いうのも非常に大きな意味があるんじゃないかな。感慨深いです。
“特別じゃ無い名盤”です。(アートワークも最高)

12.THE KILLS『Ash&Ice』


約5年ぶりの最新アルバム。ズバリ、彼らの最高傑作。ジャックホワイト等とのプロジェクト、デッドウェザーの活動でより表現力と深みを増したのヴォーカル、アリソン・モシャート。クイーンオブストーンエイジスとのツアーで、さらに広がった音楽性とより重く歪みに磨きがかかったギターをかき鳴らす、ジェイミー・ヒンス。

あぁー、やっぱりこの2人なんだなと思わされます。日本にはGLIM SPANKYという最強のロックンロールデュオがいますが、海外にはキルズがいます。いつか共演とかしてほしい。

11.Bloosoms『BLOOSOMS』


英国最注目の新人バンド、ブロッサムズ。
まずこのルックス。メンバー全員カッコいい。ロックバンドはやはりルックスです。
もちろんルックスだけではなくて、ポップでセンチメンタルなサイケロックが心地いい。
来年1月の来日が楽しみ。

タクヲの2016年 ベストアルバム トップ10

10.Radiohead『A Moon Shaped Pool』


前触れなしの突然リリース。レディオヘッドがレディオヘッドたるアルバム。そしてレディオヘッドがレディオヘッドを否定するアルバム。

9.The Storkes『FUTURE PRESENT PAST EP』


厳密に言えばEPなのでアルバムではありませんが、やはりストロークスはスペシャルなバンドだ!ということを存分に感じることができます。おれたちのストロークスが帰ってきた!まさにそんな作品。

8.Sunflower Bean『HUMAN CEREMONY』


NY出身のスリーピースバンド。ヒューマンセレモニーの作品名通り、多幸感に包まれます。心地いい、日曜日のお日様のような…。
ツェッペリンの荒々しいリフとザ・キュアのような危うげなポップを掛け合わせるというのは1つの発明。
そして間違いなくこのバンドはライブを見るべき。サマソニで観たステージには圧倒されました。

7.The Last Shadow Puppets『Everything You’ve Come to Expect


単純に曲が良い。そしてアレックスターナーの顔も良い。どこを切り取ってもカッコいい。そしてユーモアも忘れない。
ゴージャスでポップで叙情的、つまりものすごく昭和歌謡っぽい。
初めて聴くのに懐かしい、いつかどこかで聴いたようなグッドメロディ。
伝統を継承しつつ、モダンで今の時代になるべき音楽。
これ、日本人大好きなやつです。

6.GLIM SPANKY『NEXT ONE』


日本にもこんなにカッコいいロックデュオがいるんだぜ!と、いうことを世界中に胸張って伝えたくなる、そんな二人組、グリムスパンキー。インディーズのころからとてつもないクオリティの作品を発表し続けている彼女たちですが、今作は間違いなく過去最高の完成度。全曲ハズレなし。とくに「怒りをくれよ」「といざメキシコへ」はヤバい。日本人でもここまでのことができるのかと。大勢のもとに届いてほしい作品。

5.IGGY POP『POST POP DEPRESSION』


ヤバいヤバいヤバいですよこれは。再び怒り狂う若者となったイギーポップと手を組んで作り上げた極上のガレージロックアルバム。
「この作品が最後になろうとも悔いはない」と、イギーは語っていました。そりゃそうでしょう。こんなすごいもん作ってしまったんだから。その言葉にファンも納得するしかありません。だって今までで1番最高だ。

4.PETE DOHERTY『Humbug Demonstrations』


ストーンズの新作リリースと重なったからか、あまり話題になっていないことが寂しいですが、ピートドハーティは健在です。個人的には前作よりも好きです。

とにかく最高です。

タクヲの2016年 ベストアルバム トップ3

3.HiNDS『Leave Me Alone』


2016年、最も世界を虜にした新人バンドは間違いなく彼女たち。その点に関しては異論も反論も認めない。スペインマドリード、決してロックが盛んではない土地、英語が共用語ではない土地。でもだからこそ彼女たちが鳴らし英語で歌うロックンロールはどこまでも“音楽”している。

2.David Bowie『★』


明確に自らの死を意識して作られた作品。そして、かれ自身の死によって完成された作品。ボウイがどこまで計算して考えていたのか定かではないですが、この上なくデヴィッドボウイらしい最期。そしてその最期に相応しい作品。

彼は変わり続けた、自分自身から。周囲の自分に対するイメージから。

変わるということは逃げるということ。過去の自分から、イメージから、逃げ続けて最果てへとやってきた彼は、そこでもやはり変化することをやめなかった。そんなの最高だ。

人生のような音楽と音楽のような人生をぼくらに見せ続けてくれたボウイ。

R.I.P デヴィッドボウイ。

1.The Rollig Stones『Blue&Lonesome』


ある意味ではボウイのブラックスターと対照的。平均年齢73歳のジジイどもの、「おれらはまだまだ生きてやるぜ!」と、言わんばかりの荒々しさと勢い。生命力が半端ない。

そして半世紀以上経とうとも、「おれたちはこれが好きだ!悪いか!」ということを世界に叩きつけた作品。
全曲カバーですが、どこを切り取ってもストーンズです。ストーンズでしかないです。カバーを演ることによって、より明確に浮かび上がってくるザ・ローリング・ストーンズというバンドの存在。

“構想50年!制作期間わずが3日!全曲オーバータブなし!”

なるほ、触れ込みのまんまです。

永遠の悪ガキどもによる最高の作品。どこまでも生々しくてどこまでも暖かい、そしてどこまでもストーンズ。

このジジイども、まだまだ転がり続けるぞ。


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まとめ

どうでしたか?主観入りまくり完全自己満の2016年ベストアルバムランキング。

今年もたくさんの素晴らしい音楽に出会うことができました。

No,MUSIC!

No,LIFE!

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