藤田和日郎最新作 『双亡亭壊すべし』2巻 感想&ネタバレ(これぞ日本の漫画だ!)

IMG_7453

藤田和日郎の最新作

『双亡亭壊すべし』

第2巻もアクセル全開。ブレーキの壊れたジェットコースターのような展開。怒涛アンド怒涛です。


第1巻の感想&ネタバレはこちら↓

藤田和日郎最新作 『双亡亭壊すべし』1巻 感想&ネタバレ(これぞ日本の漫画だ!)
これまたとんでもない漫画に出会ってしまった!というのが第一印象。 『うしおととら』や『からくりサーカス』で有名な漫画家...

スポンサーリンク

『双亡亭壊すべし』2巻あらすじ

空爆でも傷一つつかぬ
幽霊屋敷「双亡亭」。
父を双亡亭に喰い殺された緑朗と
謎の少年・青一は、
強い復讐心を胸に道を急ぐ。
一方で、総理が懸けた
莫大な報奨金の元に集う破壊者達…
凧葉や紅、軍、対超常現象のプロらによる
「双亡亭破壊作戦」が始まる!!
震撼のスペクタクル・モダン・ホラー、第二巻!!

小学館公式HP

『双亡亭壊すべし』2巻 感想とネタバレと

IMG_7397

総理の言葉によって、日本中の工務店や建築会社職員、はつり職人たちが「双亡亭破壊実行委員会」に集まった。

IMG_7477

職人たちはある映像を見せられる。それは双亡亭で起こった惨劇の記録だった…。

映像が終わると大会場いっぱいに溢れかえるほどいた職人たちの姿かたちはなく、残ったのは一癖も二癖もありそうな、対超常現象のプロ数名。
もちろんその中には紅の姿も。(あと、務も)

修験者 外道 朽目洋二

IMG_7479

験力と呼ばれる霊能力で狙った敵を弾き飛ばし散り飛ばすことができる

アメリカ超自然現象研究協会 トラヴィス・アウグスト博士(と、その仲間たち)

IMG_7482

生物にも霊体にもダメージを与えることができる携帯式 電磁エネルギー放射システム「転換器(リバーサー)」を所持している

占い師 鬼離田の三姉妹

IMG_7484

民間の霊能力者として現代最高の感知能力を持っている。攻撃時には、お糸童子と呼ばれる守護霊のようものを召喚して敵を括り飛ばす

人形パイロメアリーとジョセフィーン=マーグ

IMG_7480

徹底的な炎の力であらゆるものを一瞬にして灰にする。見かけによらず超攻撃的な霊能力者。

IMG_7497

弟 緑郎を守るため、姉 紅は双亡亭へと入ることを心に決める。

そして務は一人、自責の念を抱え続ける…

一方、緑郎は謎の少年青一と行動を共にする

IMG_7486

45年前の出来事を語り始める青一。(星のトンネルで青一は一体何を目にしたのだろうか…明かされるのはどうやらまだ先のことのようだ)

IMG_7490

IMG_7492

IMG_7495

小学校へと忍び込んだのがバレてしまう二人。

二人は警察に連れられて、総理大臣の元へ。

再び、場面は務と紅へと戻る。

IMG_7501

ついに…ついに双亡亭へと足を踏み入れることに…

IMG_7503

奇々怪々な双亡亭内。

曲者たちはそれぞれの力を駆使して双亡亭に立ち向かうが…

突如“おかしな暗さ”に陥れられる一同、そこで目にしたものとは…

IMG_7507

自分の肖像画だった。

「すべてが…おしまいだったのだ…」

あとがき

第2巻も飛ばしまくり力入りまくりの超絶熱量&密度で読んでて疲れました(いい意味で)

藤田和日郎はキャラの掘り下げというか味の出し方というか、本当に丁寧にキャラクターを描いているのが伝わります。

務や緑郎のような所謂地味キャラに垣間見える強さと逞しさ

紅な青一のような化け物じみたキャラが時折見せる可愛さと人間らしさ

そしてこの漫画の超重要人物(建造物)『双亡亭』、その内部も丁寧すぎるくらいに気味が悪く、恐怖の塊として描かれています。

第2巻はそういった意味では、1巻より読み応えがあったかもしれません。

謎をばら撒きながらジェットコースターのように疾走するストーリー展開、『双亡亭壊すべし』とはこういった漫画だよ。という、いわば“不親切な取扱説明書”のような印象を受けた第1巻。

2巻ではよりキャラクターを掘り下げながら、それでいて相変わらずブレーキはブッ壊れたままの怒涛の展開なので読み応えがすごいです。


第1巻の感想&ネタバレはこちら↓

藤田和日郎最新作 『双亡亭壊すべし』1巻 感想&ネタバレ(これぞ日本の漫画だ!)
これまたとんでもない漫画に出会ってしまった!というのが第一印象。 『うしおととら』や『からくりサーカス』で有名な漫画家...

スポンサーリンク